「それでも全ては廻っている」


やっとそう思えるようになりました


ちなみに僕は小さな会社ですが


経営者です


社長です


スタッフも50人以上になりました


介護保険の施設を39歳の時に


13年勤めた施設を辞めて独立しました


当初はお金のことを気にしないでいたつもりでしたが


それは意識的に気にしないふりをしていただけで


実は心の奥深くでは気になって気になって仕方がありませんでした


給料を払えなくなったらどうしようとか


会社潰したらどうしようとか・・・


そして挙げ句の果てに


自分の妻に経理を丸投げして見て見ぬ振り


心の中では妻に責任を押し付けていたように思います


いま振り返るとなんとまぁ情けないこと(^^;;


その後神様は


離婚というさらなる試練


今だからそう思えます


その時は調子こいて


それぞれの人生を見つめ直そうとかなんとか言っちゃってました


離婚してからはお金のことが一番の不安材料


正直不安の毎日でした


その不安を埋めるために


その不安を埋めてくれる人と結婚


しばらくすると


だんだんと私の中でほころびが


いま思い返すと全ては自分


そんな時でした


相手から別れを切り出され


2度目の終焉を迎えました


なんとまぁ情けないこと情けないこと


でもね


捨てる神あれば拾ってくれる神が出現


僕が不安にひしがれて


何気に電話した相手は


最初に離婚した奥さんでした


いろんなことの話を聞いてくれて


なんとまぁ女神様にような人と


またまた調子こいて甘えて何度か逢うようになりました


最初は子供も一緒に出掛けたりしていましたが


次第に子供抜きで逢うようになって


以前よりも増して感情が高ぶっていきました


そんな時でした


2ヶ月も入院する大病を経験することになるんです


病気も心配でしたが


一番に心配はやはりお金でした


僕は保険にも入っておらず


入院治療費の全てが自腹という過酷な状況におかれました


そんな時です


会社の経理経営のお手伝いをしていただいていた事務長から


「社長、心配いりません。入院に関わる費用は、会社が社長からお借りしている費用をあてます。社長は役員ですので、役員報酬はちゃんと全額出るので安心して下さい」というものでした


びっくりぽんでしょ〜(^o^)


病気は完治しない病だそうで寛解という状態でOKだそうです


いまちゃんと生きてるんです


ちゃんと事業も安定して経営できているんです


まったく確信はないんですが


何故だか根拠のない自信というか


理由なき安堵というか楽観的な自分がいるんです


まったく根拠がないんですよ(^^)


自分の経験を振り返ると


起業した頃の自分と大きく違っていることがあります


それは


自分一人ではなく


たくさんの周囲にいる人たちの力を借りるようになっているということです


最初の頃も


全部一人でやっているという気持ちと勘違いで過ごしていましたが


実はその時もいろんな人の力で支えられていたのだと今は思えます


それは結婚も同じです


僕は自分の性格や性質と向き合ってきました


今は最初の奥さんと再婚しました


同じ人と2回も結婚だなんて


そんな経験はそう滅多にないでしょう


彼女に全てを打ち明け


今は幸せな日々を過ごしています


最近また仕事が増えてきて忙しくなっていますが


以前のような負担感はないし


ましてや


お金の心配が薄れてきているので


あまりストレスはないようです


どちらかと言うと


彼女と過ごす毎日の楽しみと将来の希望の方が優っています


これは自分の事業運営にも活かされていると感じています


仁さんの『今ある「悩み」をズバリ解決します!』

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今思うと


不安で不安でいっぱいだった時に


この本に出逢って読んだのが


僕の人生の転機だったように思います


有難うの一言です

nao