近頃、身の回りで長尺パターや中尺(ベリー)パターが注目されています。
確かに、ネット・ブログを見ていてもユーザーが増えている気配です。
長・中尺パターを試したことがない私、行きつけのショップの店員に相談してみました。
試す価値はあるのでは?と。
でも、注意が必要ですよ!とのこと。
何かというと長・中尺パターは2本のグリップがついています。
(中尺は1本のこともありますが…)
長さを調整するときにグリップエンド側からカットするのが普通だと思いますが
2本のグリップ間の距離にルールがあるってことです。
以下、JGAのルールから抜粋しました。
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/ch420/ch420.html
グリップはプレーヤーがクラブをしっかりと握れるようにシャフトに取り付けられた物質からなる。グリップはシャフトに固定され、真っ直ぐで単純な形状をしており、シャフトの上端まで達していなければならない。また、手のいかなる部分のためであっても型を付けてはならない。何の素材も取り付けられていない場合、プレーヤーによって握られるようにデザインされたシャフトの部分がグリップとみなされなければならない。
(i)パター以外のクラブは、グリップの横断面が円形でなければならない。ただし、間断のない、真っ直ぐで、若干盛り上がったリブをグリップの長さ全体にわたって組み込むことができる。また、巻きつけるタイプのグリップやその模倣グリップについては、らせん状の若干のくぼみがあっても認められる。
(ii)パターのグリップは、横断面に凹面がなく、左右対称で、グリップの長さ全体にわたって概して同形であることを条件として、円形でない横断面をもつことができる(下記(v)参照)。
(iii)グリップは先細りにすることができるが、膨らみやくびれがあってはならない。その横断面はどの方向から測っても1.75インチ(44.45ミリメートル)以下でなければならない。
(iv)パター以外のクラブは、グリップの軸線がシャフトの軸線と一致していなければならない。
(v)パターは2つのグリップを取り付けることができる。ただし、(a)どちらも横断面が円形であること、(b)どちらの軸線もシャフトの軸線と一致すること、また、(c)両グリップは少なくとも1.5インチ(38.1ミリメートル)は離れていなければならないことを条件とする。
最後の文です。
「両グリップ間は38.1mm離れていなければならない」ということ。
KOMBI 48インチモデルで見てみると、グリップ間は約16cmありました。
普通に2-3インチ(ざっと6-9cm)カットする分には問題ないようです。