少し長いです。
今日の気持ち診断やってみました。
朝っぱらから理想と現実の乖離に
考え込んでしまいました。
今の社会では、精神疾患者はいわゆるメンヘラと変わらない、 と言いますかイコールで繋がっているように感じます。
3年前まで医療従事者の一員としてパートで働いていました。
そこで驚いたのが、精神疾患を患う方々への偏見です。
現実に、怒りに任せて暴れたり口撃したり、もしくは処方できない薬を処方しろと言ったり無理くりな場面が多かったのは事実です。
そして、自立支援医療受給者証をお持ちでかかっている方の行動が少し変わっていらっしゃることもありました。
全ての人が危害を加えるようなことはありません。
が、1部の方たちは、少し変だとモノマネしたり変だよね、あれ変だったよね、とか
パートできちんと医療のことを学んでいない私でさえおかしいなと思うような行動をしてらっしゃっていました。
その当時私も既にうつ病でしたので、その場面に会うといたたまれず
まして会話にまじるなんてこともできません。止めようにもどう止めて良いのやら。
会話にはクリニックの経営者である医師も混じっていたのですから。
一介の受付兼看護助手にはどうすることもできません。
そして、やはり世間一般の扱いに悩んでらっしゃる方が多いことに驚きました。
この時代にまだそんなことを平気で言う人がいるのか、と。
キチガイなどなど一般の認識はその程度。
昔は精神病院は、キチガイが行くところと言われていたのを思い出します。
病院は、キチガイ病院と呼ばれていました。
約45年前のことです。
今は精神科はもちろんありますが心療内科とか優しい名称の病院やクリニックも増えています。
でも、名前を変えただけで、何をしてどんな病気なのかがぼんやりとだけで伝わってきません。
そして親から受け継いだ偏見も邪魔するのです。
偏見を持つ方だっていつ何時精神疾患になるやもしれず。明日は我が身とも思ってもおらず。
私自身もうつ病になる前まで、得体がしれなくて怖い、とおもっていました。
人間、得体がしれないと怖いと思うのは当然です。
でも、病名がきちんと着いて法的に認められている病気です。誰にでもなりうる病気です。きちんと理解すれば怖くはありません。
その理解する場が、大人たちにはありません。
唯一、頭の柔らかい子供のうちに正しい知識をみにつけて欲しいと思いました。
自分がその病気になってしまったらこうなる、それに対して行政はこう動く。このような社会の仕組みをどこかで学ばないと、いざ病気になった時にうろたえてしまいます。
病気に対しての正しい知識は、自分や周囲の人を救う手立てとなります。
社会に出て働く上で、遭遇する場面も増えると思います。
自分の身を守るため、自分の大事な人を守るため、必要な知識だと思います。
精神疾患だけではなく身体障害、糖尿病や高血圧、など。保健体育の一環として簡単にでもいいので組み込んでいただけるときちんとした知識をみにつけることが出来ると思います。知ってるか知らないかなら、知っている方が断然良いに決まっています。
国や都道府県市町村、行政から発信して偏見を無くす教育、始めませんか?