この前、ニューヨーク旅行から帰ってきた愉快な友達あさおちゃんに会いました。


その子の参加してるブログを見れば、なんだかすッごい楽しかったんだろうなあというのがよく分かるのですが→ココ!

そのあさおちゃんと私がチョコっと習っているダンスの先生が出ている、夏木マリの公演「印象派NEO 私達のあかずきん」を観るために、三軒茶屋にやって来ました!!!

なので、ついでに彼女と前々から気になっていて行きたかった、
三軒茶屋にあるパンケーキ専門レストラン「voivoi」へ公演前に行ってきました!!!


パンケーキというと、シロップとバターで食べる甘いシンプルな食べ物というイメージですが、ここのパンケーキは一味違います!!!

まずこちら!「4種類のチーズフォンデュ・パンケーキ」!!
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ここのお店NO1人気なんだとか。

その訳は一口食べて納得。

まず、パンケーキがふっわふわ!!!
家で作るパンケーキのもったり感が全くなく、その食感に自然と優しい気持ちになります。
更にパンケーキの上にとっぷりかかっているチーズソースが舌の上をぴったり包み上げると、
ふくいくたる香りと心地よいしょっぱさがこれでもかと言う位味覚に押し寄せて来て、
チーズ好きなら昇天しちゃうこと間違いなし。
とにかく凄く、美味しい!!!!!!


そして友達は毎日10食限定の「豆腐とサーモン&アボカドの和風カプレーゼ」をチョイス!
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こちらはさっぱり爽やかなお味☆サーモンやアボカドがパンケーキに合うなんてびっくり!

…といった感じで、お食事系のパンケーキが新鮮で、尚且つ非常に美味しい!!!!

更にデザート系のパンケーキも、頼んでしまいましたよ!

ああ…あさおちゃんは私も狙っていた「塩バターキャラメルとナッツのバナナ・パンケーキのパンケーキ」を頼み、
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私は季節限定の「苺と塩生クリームのパンケーキ」(これだけ名前違うかも!)を頼みました!!
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どちらも名前のとおり、キャラメルや生クリームにほんのり塩が入っている!!
甘いだけではない、まるでバタースカッチのようなその味わいは
なかなか日本のスイーツでは味わえない気がします。

う~ん、ここの店主さんはうまみをよく知ってるなー!!!!!
ということで、きっとまた食べに行っちゃうと思います…☆


ちなみにこの時あさおちゃんからはおみやげを貰っちゃいました♪


まず、このフラワーネックレス!
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すごく可愛い!!!
NYの美術学校?の学生さんの作品なんですって☆



そしてもうひとつ、こんなものも貰っちゃった…。
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Yes, We Can!
流石オバマ大統領。
これはアメリカ好きじゃなくとも、持っててなんだか誇らしい気持ちになります。



さて、そんなこんなでパンケーキ道楽をしたら超お腹が満杯になり、
一週間はパンケーキ食べなくても生きていける!と話しているうちに気づけば開演十分前。

ヤバッ!!!!と猛ダッシュして、世田谷パブリックシアターまで猪突猛進しました。

私達はA席の三階。…なので着いて安心したのもつかの間、さらに階段をゼコゼコ登ります。
「ト、トイレ行きたい…」
「ウン…でも行く暇無いよね…」
と今の自分達の状態に失望しながら
やっとこさ舞台への扉を開くと、中は真っ赤な光で照らされています。
鉄工場のような独特の雰囲気漂うシアター内部と相まって、開演前だけど緊張感のある雰囲気。
よく観ると舞台の上には便器がいっぱい並んでいる…。
今の私達の心境とあまりにも同調し過ぎて、笑いとお腹を抑えるのが苦しかったです。

さて!
そしてまもなくやって来た楽しみの時間。マリさん降臨です。


いやあ…夏木マリさんは、夏木マリさんしか、いない。

しわがれた魔女のような毒々しい低音。
天にも昇る女神のような羽ばたく高音。
どちらの声色も併せ持つマリさんは、まるで人間じゃないみたい。
メデューサやハーピー等のモンスターのよう。
…って、これは褒め言葉です!
女性の形をしたモンスターとか大好きなので、とてもツボだったということです。
とにかく!56歳!?とは思えぬパワーと美しさで魅了されてしまいました。

そして舞台構成が最高ったらない、信じられない!
白と黒、そして赤の色彩しか舞台上にないシンプルな世界で繰り広げられる90分は
アッという間だったけど非常に充実していた。
ダンスだけかと思いっていたら、ダンサーがボックス形のドラム(なんて言うんだろう?)を持ち出して鳴らしたり、グランドピアノがせり出してきて生演奏!
何よりもラストの方で天井からシャアアーーーーッと沢山の赤いボールが唐突に落っこちて来る様には
ここ最近で一番の衝撃を覚えました。
こんなに脈絡のない(一応あるとは思うんだけど)構成を考え付くのはなんでなの!!!
天才的過ぎて、不思議でなりません。

んでもってダンサー達のあばずれな演技がなんとも心地よかった!
赤い薔薇を加えて登場する、普段とは違うボンバーヘッドな先生かっこ良かった!
あと男に対して凶暴でみだらな「赤ずきん」は痛快なほど!!
でも男性も黙ってはいません。"男は狼"!おばあさんを食べるシーンは結構ゾクッとしたな…。

音楽もすんごく良かった。
爽やかで春めいたピアノの音色で、重く苦々しく歌うマリさんがいい!
ガーシュウィンが流れたり(のだめのドラマのエンディングテーマだったやつね!)
かと思えば暗黒風な電子音楽が大音量で流れたり、
でも舞台にはどこか冷めたしんとした雰囲気があって…
もう、すべて最高!
本ッ当に面白かったです。
あんな舞台に出れる先生は幸せだ…。
はあ…、東京都現代美術館の展示室内を移動しながら踊っていたという、
去年の公演を見逃したのが残念でならないいいぃ!!!!


そんなこんなで、先生が舞台に出ている特権を使って、楽屋裏に潜り込みましたが
マリさんとはタイミングが合わず会えず…。残念!!
きっとまだ会えるレベルに達していないということなのだと思いました。
いつか会えたらいいなあ。
私もマリさんみたいに年を重ねて、より魅力的で魔力が使えそうな女性になれるよう、頑張るぞ!