イスタンブールへ旅行してきました。2023.9.18-23
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4日目の朝。
ホテルの朝食をあげてなかったので、こちらであげておきます。
毎朝、違うスープが出たり、スクランブルエッグや、チーズなど値段から考えれば、美味しかったです。ただ、サラダが、何故かドレッシングがなくてオイルのみだったので、あまり美味しく感じませんでしたが。。
今日はトプカプ宮殿!!
今までの流れからいって、絶対混むだろう、と思い、早めに着きました。
早めに行って正解。
帰りは入口がえらいことになっていました。
私は、ドラマ「オスマン帝国外伝」を観てるので、楽しみにしていました。
やっとシーズン1が終わった。。ドラマ長すぎ。イチャイチャシーンは、1.5倍速で観てます^^;
オスマン帝国は、1299~1922年まで、全部で36人のスルタンがいたそうです。19世紀半ばにドルマバフチェ宮殿に移るまで、スルタンの大部分はトプカプ宮殿に住み、その後もトプカプ宮殿のハレムは使われました。
当時、宮殿に住んでいたのは6,000人ほど。金曜日のお客を加えると、宮殿の人口は16,000人にも増加したそうです。
ドラマを観ているので、ある程度はわかるかと思いましたが、トプカプ宮殿の中に入ると詳しいことはよくわからず、ここはドラマでいうとどのあたりの場所なんだろう??ということばかり。
やっぱり、ガイドさんと一緒にまわりたかったな~と思いましたが、あまり贅沢もいえません。
オーディオガイドは、日本語があって嬉しかったですが、説明が遅くて、イラっとしてあまり使わず。。
↑日本語減ってるのに、ここはあってうれしい
「挨拶の門」ここから先は有料です。(950トルコリラ。なかなかなお値段です)
ドラマでも スルタンのご機嫌を損ねるとやたらに首を切られるんですが、(しかも理不尽なことも多い)この門の右側にある泉で洗われて、さらし首にしたそうです。ブルブル
宝物館では、美しい宝石や、有名なトプカプの短剣をみました。
宮殿から見える景色が風光明媚すぎて。。
ここでスルタンが世界征服を夢見たのだな。。
む。。あれはエルドアン・モスク。絶妙な位置に建ってます。
ハレムの中も入りました。
中はとても複雑な迷路のような作りになっており、タイルがきれいでした。
↑ドラマによく出てくる階段発見。
ハーレムというと、こんなイメージですが、
実際とは少し違い、イスラムなので女性が住むエリアです。
スルタンの母、正妻、側室と子供の皇子たちが暮らします。
唯一、成人男性で出入り出来たのは黒人の宦官のみ。
この宦官、ドラマでは妙におかまっぽいので、そういう人がなるのかな?と思ってましたが。。
去勢をしていたそうです。
しかも、オスマン初期は睾丸だけだったのが、あるときから陰茎と睾丸の両方を取り除く手術に変わったそう。。
全切除の場合、尿道の詰まりと化膿は、術後に生ずる危険の最たるものであった。そのため、傷が癒えたときにふさがらないよう、尿道に金属の棒が挿入され、また化膿を防ぐために、手術は涼しい季節に行われた。とはいえ抗生物質のない時代、手術の死亡率は非常に高く、およそ半数、熟練した術者の手であっても4分の1が死亡したという。このため宦官は高価な商品となり、通常の奴隷より、およそ2倍から3倍の価格で取引された。
(文春オンラインより)
ジャニーズもビックリです
また側女は、基本的に奴隷として連れて来られたか、まれに外国からスルタンにプレゼントされていました。時々、スルタンも、女性たちを外国の皇帝へプレゼントにしたそうです。。ヲイ。。
オスマン帝国は、宗教には意外と寛容で、女性たちに改宗を迫ることもなかったようですが、ハレムの中に入ってからスルタンが死ぬまで、外へ出ることは全く許されなかったようです。
最盛期、側女は1000人を超え、美人が多いとして有名なコーカサス地方から連れてこられた奴隷が多かったそうです。
なぜ、身寄りのない女性に跡継ぎを産ませるかというと、1つは、外戚の影響を削ぐためだったようです。政略結婚のようなつながりがあると、面倒がおこることが多いですから。あとは、イスラムでは妻は4人まで、と決められてるので、それ以上と関係をもちたいとか、子供を増やしたいということで、奴隷は妻じゃない的な屁理屈みたいです。
また、側女はスルタンの寵愛を受けると地位が上がり、さらに子供を産むとさらに地位があがりました。
その中でも、スレイマン一世の寵愛をうけたウクライナの奴隷ヒュッレムは、大変頭のよい(顔は微妙だったらしい)女性で、スレイマンとの間に子どもを何人も設け、影響力を強めた強者で、ただいま私が観ている「オスマン帝国外伝」の主人公です。こわい。
ドラマを観ていると、ハレムにいる女性たちは、嫉妬したり、恋心に震えたりするばかりで、なんと不毛な人生なのか。。と同情してしまいます。
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トプカプ宮殿はかなり広いので、午前中いっぱい使って堪能し、
お昼は軽く食べたあと(このあたりから、食欲が無くなる)、
safa という甘味処に。
クレープみたいなやつと、チュロスみたいなやつ頼みました。
美味しかったですが、チュロスみたいなやつ、甘すぎでした!
あとは、のんびりと散歩したり、またまたグランドバザールの書店街行って猫撫でたりして、ゆるく過ごし、またホテルへ行って小休憩。