イスタンブールへ旅行してきました。2023.9.18-23

旅の日程はこちら

 

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第二ボスポラス大橋(スルタン・メフメト大橋)のふもとには、有名なルメリ・ヒサル要塞があります。




 

1452年、東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル攻略中に、メフメト2世がわずか4か月で建てさせた要塞です。

ここを拠点に、歴史的な戦いが行われました。地図を見てください↓

 

 

東ローマ帝国は勢力を弱め、コンスタンティノープルに集結していました。

ここは、3方を海に囲まれ、陸は強固な城壁で守られていたそうです。

 

テオドシウスの城壁は、今も残っているようですが、今回は行きませんでした。

 

↓詳しく書いてる方の記事

 

 

陸から攻撃はしたものの、当時の大砲は一発打って、もう一発打つのに時間がかかり、陸は無理。という結論に。

 

マルマラ海は潮の流れが早く、陸側は強固な城壁。

ならば金角湾から入れないか、と思うと、その入り口は鎖でふさがれていたそうです。

 

なので、奇策として、丸太を使って船を陸にあげ、金角湾に侵入したという伝説が残っていますが、本当にそんなことが出来たんでしょうか?実はテオドシウスの城壁の一部に鍵がかけ忘れていて、そこから侵入した、という説もあり、そちらの方が信ぴょう性がある気がしますが。。

 

ちなみに、ガイドさんは、誇らしげに陸越えの話をしていましたので、トルコ人の誇りのようです。

 

陸越えのイメージ図↓

 

 

この コンスタンティノープル陥落で、歴史は大きく動き、オスマン帝国の台頭、ルネサンス、ヨーロッパの繁栄、大航海時代になっていくわけです。そんなイスタンブール、マジすごい。

 

ちなみに、すごくわかりやすい動画を発見したので、興味ある方はこちらをどうぞ↓

 

遠くから見たトプカプ宮殿。

攻められないようにマルマラ海に沿って建ってますね。


 

ボスポラス海峡クルーズ、1時間半ほどだったんですが、あっという間でした。

クルーズってわりと間延びしてしまうことが多いんですが(例の知床とか。。)、ボスポラス海峡は、最初から最後まで見どころ満載で飽きなかったですね。気候もよく、景色もきれいで、全く歴史がわからない娘も楽しかったそうです。

 

船から降りて、ガラタ橋をみると、釣りをしている人がたくさんいます。

 

何が釣れているかみると、いわしのような魚や、アジのような魚でした。

ガイドさんがいうには、釣った魚をレストランやホテルに売るそうです!!

年金生活者のお小遣い稼ぎだとか。。

 

 

本当は、ここで鯖サンドを食べる予定だったのですが、「昨日すでに鯖サンドを食べてしまった」と言って、ケバブのお店に連れていってもらいました。

 

実は、ガラタ橋の鯖サンドが不味いとの噂だったので、わざとそうしたんです。

 

予定変更させてしまったので、最後にガイドさんに多めにチップを渡しました。

 

ケバブは美味しかったです。

 

飲み物は、ヨーグルトなんですが、砂糖でなく塩味。さっぱりした味わいでした。

 

 

意外ですが、トルコはチーズなどの乳製品が多く、ガイドさんによると、もともとトルコ人は遊牧民だったから。。とのことでした。なるほど、それでケバブとかチーズとか多いんですね。そういえば、ブルガリアもすぐ近く。ガイドさんのお母さんもブルガリアに住んでるとのことでした。