アヤソフィアの後、お隣のブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)へ。

 

1609年から7年もの長い時をかけて建造。

 

オスマン帝国 14代皇帝スルタンアフメト1世がアヤソフィアに負けないものを、との命で建てさせて、完成した翌年に亡くなりました。

 

 

 

特筆すべきは2階にほどこされたタイル装飾。イズニック・タイル。

イズニック地方の職人が手作りで作ったもので、2万枚使われているとのこと。

あまりに多くのタイルだったので、当時タイル価格が高騰し、後半には質の悪いタイルが横行したとか。。

 

ちなみに、チューリップ柄が多いのですが、チューリップの原産はトルコです。

オランダじゃないよ。

 

タイルが青っぽいので、ブルーモスクと言われるようになりました。

 

 

ステンドグラスは200枚使われてます。きれい。

 

 

 

中庭もきれい。オスマン風らしい。

 

 

ミナレット(えんぴつのような尖塔のこと)は数が多いほど、権威があるそうなんですが、ブルー・モスクは6本なんですよね。。ちなみに、アヤソフィアでさえ4本。6本はかなり多いです。

 

このモスクを作ったスルタン・アフメト1世は、お父様が若くして亡くなってしまったそうなんです。世襲制のため、即位が13才と若く、政治には苦労したと思われます。たいした功績もなく、歴代の皇帝は大きな戦勝をしたお金でモスクを作りましたが、当然、力のないスルタンには目覚ましい功績もなく。。税金でこのモスクを作ったそうです。財政は悪化し、不相応にこんな立派なモスクを建てて。。と批判を浴びたそうです。

 

それなのに、6本のミナレット。。見栄なのか??

 

 

ちなみに、最近新しく建ったモスクがあり、そちらも6本あるそうです。

 

ピンときましたかね?

エルドアン・モスクです^^;

 

 

ーーーーーー

モスクを2つまわって疲れたので、ジュースを。

イスタンブールでは、このように新鮮なフルーツを使ったジューススタンドが多くみられました。

今の時期はざくろが美味しかったです。

 

 

↓これはミックス

お店の人は皆、男性です。男の子(子供)も、働いているところをたびたび見ました。違法ではないのか??女性は、お掃除の仕事とかですが、街でも観光客以外の女性は極端に少なく感じました。
 

 

モスクのまわりには猫がたくさん。

 

 

 

 

次は地下神殿。。