あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だと わかっていたなら
 
わたしは もっと ちゃんとカバーをかけて 神様にその魂を 
見守って下さるように 祈っただろう
 
あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だと わかっていたなら
 
わたしは あなたを抱きしめて キスをして そして
またもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう
 
あなたが喜びに満ちた声を あげるのを聞くのが 最後だと わかっていたなら
 
わたしはその一部始終を ビデオに撮って
毎日繰り返し 見ただろう
 
たしかにいつも明日はやってくる
見過ごした事も 取り返せる
やり間違えた事も
やり直す機会が いつも与えられている
 
「あなたを愛している」
と言う事は いつだってできるし
「何か手伝おうか?」
と声をかける事も いつだってできる
 
でも もし それがわたしの勘違いで
今日で 全て終わるとしたら
 
わたしは今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
 
そして わたし達は 忘れないようにしたい
 
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだ という事
 
愛する人を抱きしめるのは 今日が
最後になるかもしれない事を
明日が来るのを 待っているなら
今日でもいいはず
 
もし 明日が来ないとしたら
あなたは 今日を後悔するだろうから
 
微笑みや、抱擁や、キスをする為の
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
 
忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまった事を
どうしてしてあげられなかったのかと
 
だから 今日
あなたの大切な人たちを
 
しっかり抱きしめよう
 
そして その人を愛している事
いつでも、いつまでも大切な存在だと言うことを
そっと
伝えよう
 
「ごめんね」や
「ゆるしてね」や
「ありがとう」や
「気にしないで」を
伝える時を持とう
 
そうすれば もし 明日が来ないとしても
あなたは 今日を後悔しないだろうから
 
 
 
 
この詩は2001年9月11日 
アメリカ同時多発テロ事件で1機目が激突後、救助の為、最初にツインタワー内に
突入した数百人のレスキュー隊の内の一人で
今も行方不明の消防士(29歳)が生前に記したものをアメリカ在住の
佐川 睦さん という方が訳した詩です。
 
 
 
 
これを読んだ時、かなり心打たれました石渡奈緒美 Official BlogPowered by Ameba-7abbco02080720s036a31i37.gif
 
 
 
是非皆さんにも読んで頂きたくblogに書きました。
 
 
 
 
明日が来る事が当たり前に思う毎日。
 
 
 
日々色々な事に感謝をしつつ、私は生きていこうと思います石渡奈緒美 Official BlogPowered by Ameba-20090628232322.gif
 
 
 
 
 
重くなっちゃったかな石渡奈緒美 Official BlogPowered by Ameba-DIMG0683.gif石渡奈緒美 Official BlogPowered by Ameba-o0020002010520129220.gif
 
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