確か小学校の3、4年生ぐらいで日本の地図を習いますよね。アメリカもまさに同じぐらいの年齢でアメリカの地図を覚えさせられます。日本の都道府県にあたる50州を子供たちは一生懸命に覚えます。日本も同じですよね。都道府県の名前と位置を覚えるやつです。

ここで名前と位置だけを覚えるだけでは起業家子育ては出来ていません。では、どうすれば良いでしょうか。

まず、お店や会社の場所が載っている一覧表を用意します。ウエブから印刷しても良いし、広告やカタログに載っているものでも良いです。

どんな会社のものでも良いのですが出来れば全国にたくさん支店があるような会社の一覧を用意します。その場所を地図上に印を付けて行きます。

何かの法則が発見できるはずです。これはマーケティングの基礎中の基礎であるロケーションの勉強です。

アメリカでは本当にこのロケーションが半分以上の利益を決めるといっても過言ではないぐらい重要です。アメリカはとても貧富の差がある国です。貧富の差はどこに住んでいるかで一目瞭然に分かります。

1.超お金持ちの地域 2.お金持ちの地域 3.お金持ちよりの中間所得層よりの地域 4.中間所得層地域 5.中間所得層よりの低所得層地域 5.低所得層地域 6.政府の用意した住宅に住む生活保護地域 7.ホームレス地域 

大きく分けるとこの7つぐらいだと思います。

例えば「アメリカンドール」という高級人形があります。45センチぐらいの大きさの人形です。1体消費税も入れると$130ぐらいになります。お店には人形専門の美容院やネールサロンやブティックがあり、4,5歳から10歳ぐらいの女の子が購入した人形を持って人形をきれいにしにいく場所なのです。

もちろん、喫茶店やパーティルームもあり、とにかく人間の女の子がおしゃれをするのと同じように人形にオシャレをさせる場所なのです。バースデーパーティともなれば招待する人数にもよりますが、10人ぐらい招待すると$2000から$3000は掛かると思います。それくらい高い人形を売っているお店なのです。

そのお店が載っているアメリカ地図を見るとまさにピンポイントで超お金持ちが住むエリアにしかお店がない事が分かります。

逆に世界一の量販店とうたわれているウオールマートのお店が載っているアメリカ地図を見るとまさに中間所得層よりの低所得層地域や低所得層地域にたくさんのお店がある事が分かります。

すなわちお店がある場所はその会社がどの層の客をターゲットにしているのかが明確に見えるというマーケティングを勉強出来るのです。

アメリカにホームデポやローズという全米にあるホームセンターがありますが、これらの会社はもちろん上場していますし、ロケーションのマーケティング力も抜群です。もし、あなたがレストランを始めたい場合、マーケティングするお金もないのであればこれらのホームセンターの近くにお店を出せば客足は途絶える事はありません。人のふんどしで相撲を取るのではないですが、これも起業する為の知恵の一つです。

私はいつもその会社のお店の場所が載った地図があると娘にこの地図から何が読み取れるかを聞くようにしています。難しい答えを期待しているのではありません。ロケーションからその会社がだれを対象にしているのか見抜ける力を付ける訓練をしているのです。

では、親の私たちは何を用意して質問すれば良いでしょうか。それはその会社の会社概要や社歴をインターネットで調べてあらかじめ知識を持っておけば良いのです。難しく考えずに一度やってみましょう。ゲーム感覚になってきて、結構親子で楽しめるものです。