私は、利用しやすさ・わかりやすさから、
楽天証券でNISAを利用しています。
(回し者ではありませんよ(笑))
講座を受講してくださっている方が、
楽天証券からSBI証券への変更を検討している、
というので、
てっきりクレカ払いによるポイント狙いなのかな?
と思っていたのですが、
よく話を聞いてみると、そういった目的ではなく、
楽天の業績が心配・・・
とのことだったので、
今日はこの件について、
触れてみようかと思います。
あ、ちなみに、
ポイント狙いならSBI証券の方が還元率はやや高く、
サイトやアプリの使いやすさは楽天証券かな、
と思っております。
個人的な考えですが、ポイント狙いの場合、
ポイント還元率等条件変わるたびに、乗り換える!?
その時間とエネルギーは別のところに使おうよー、と思っています(笑)
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で、今日のメインテーマは、
証券会社が破綻したら、私たちの運用資産はどうなるのか?
まず、証券会社は、法律で義務付けれらている「分別管理制度」を厳格に守っています。
「分別管理」とは、証券会社が、顧客からお預かりする資産(金銭や株式、債券などの有価証券)と、
証券会社自身の財産とを厳格に分離し、管理することによって、お客さまの資産を保全することになっています。
これにより、仮に証券会社が破綻したとしても、基本的には、顧客の資産に影響はなく、
破綻した証券会社に対し、顧客は自身の資産の返還を求めることができるのです。
そして、日本の証券会社は、金融庁などの規制当局の厳しい監督下にあり、
定期的に財務健全性やリスク管理の状況をチェックされております。
日本投資者保護基金によって、一定額まで投資資産が保護されており、
預かり金は最大1,000万円まで、
株式などの有価証券は、原則として全額が保護されます。
(銀行も同じく預金保険機構に元金1,000万円とその利子は保護されています)
どういうことかと言うと、
例えば、証券会社に1,500万円の預かり金があった場合、
1,000万円までは日本投資者保護基金によって保護されるます。
(残りの500万円は保護対象外)
同様に、株式や投資信託などの有価証券は、
基本的に全額が保護されるため、
証券会社が破綻しても失われることはありません。
このように、預かり金は1,000万円までの保護、
有価証券は原則として全額が保護されるため、
安心して資産を預けることができるのです。
ただし、「保護する取引」と「保護することができない取引」があるので、
詳しくは、「日本投資者保護基金」ホーム
ページで確認してみてくださいね!
そして、楽天証券の株主構成は、
楽天証券ホールディングス株式会社51.0%
みずほ証券株式会社49.0%(昨年20%から49%に保有比率を引き上げ)
となっています。
約半分はみずほ証券が保有しているということは、
楽天とみずほグループとの連携も見込めるし、
これ、安心感につながりません?
(絶対安全とは言いませんが…)