かかりつけのお医者さんからいただいたプリント 『貧血と低血圧』 のつづきです。

今回は、低血圧についてですメモ







低血圧とは、文字通り血圧が低い (収縮期血圧が100㎜Hg以下) ことです。


血圧が低いと、血液を送り出す力が弱くてうまく栄養や酸素が運べないため、


貧血と同じようにからだがだるく疲れやすくなります。 低血圧症のうち、


特に症状が強くて治療を要することが多いのが 『起立性低血圧症』 です。 


健康な人でも、立ちあがったときには、


血液に重力がかかり下半身に血液がたまるため、


心臓に戻ってくる血液が少なくなり、心臓から出ていく血液も減ります。 


その結果、収縮期の血圧が多少は下がるのが普通です。


しかし、このような現象がひどく起こらないように、自律神経が反応して


下半身の血管を収縮させ、脳など重要な臓器の血液の量を確保しようとします。


短期間のたちくらみ、めまいは、


このような調節がうまくいかない人に起こる症状で、


やはり若い女性に多く見られます。


低血圧症はある程度は体質的なものなので、気長に付き合う覚悟が必要です。







薬による治療以外に、次の点にも注意してください。


走る人血管を取り巻く筋肉を強くするために、有酸素運動や筋トレが有効です。

  特に水中ウオーキングは下半身に水圧がかかり、血液を上半身に押し上げて

  くれます。


水入浴の際は、湯船に長く浸かるのではなく、”出たり入ったり” を繰り返して、
  そのたびに冷水を浴びるようにします。  これは末梢血管のシマリをよくして、

  血液が下半身に停滞するのを防ぐ効果があります。

  水分は多め (1日2リットル以上) を心がけましょう。


かたつむり症状を出にくくするためには、動作をゆっくり行うことも大切です。

  特に寝ている状態から起き上がるときは、ベッドの上でストレッチを行ったり、

  足をよく動かして血のめぐりをよくしてから、ゆっくり起き上がるようにしましょう。


注意寒いところから急に暖かいところに移動するときに起こりやすいので、

  冬場の電車やおふろでは注意しましょう。 

  外出時に低血圧を起こしたときは、頭を低くします。
  その場で横になれないときは、しゃがむだけでもよいです。


                                      ・・・・・つづく





    ヒマワリヒマワリヒマワリ    ヒマワリヒマワリヒマワリ    ヒマワリヒマワリヒマワリ






低血圧だからって、みんながみんな不快な症状があるわけではないんです。


体がだるかったり疲れやすい等の症状がなければ、


『血圧が低い健康な人合格』 ですねグッド!







低血圧は、もともとの体質とも関係があるようですが、不快な症状も、


注意点を守りながら日常生活を送ると、軽減できることがあるかもしれませんね。


気長に付き合っていきましょうニコニコ