私はきんぴらごぼうが好きなんだけど


ささがきするのが大変めんどうくさい。


で、ごぼう買って来ても数日放置、


限界かと思って渋々取り掛かるのがいつもの事。


馬鹿やなー



ある日やればいいんでしょっ的な気分になり


ごぼうゴシゴシして土を取り


それこそ感情を無にしてささがきしたもんだ。


それほど時間かからなかった!


ささがきできなかった部分いつもは包丁で千切りみたくしてたけど


適当な大きさに切って厚揚げと炊いた。


厚揚げに風味がついてかなり良かった。


私のきんぴらごぼうはごぼう、にんじん、そして糸こんにゃくを使う。


これが一番好き。糸こんにゃくの舌触りが良い。


むかし渡辺和子さんというシスターが本を書いていた。


彼女の有名な言葉は


「置かれた場所で咲きましょう」


私にとって心に残った言葉は


「面倒だからやりましょう」


この言葉に出会った当座は、わかるけど取り掛かれない!


何故だ?と落ち込んだものだ。


それから年月がたって


私もかなり年老いて、身体の動きものろまになったのに


昔ほど悩まない。


まあきんぴらごぼうは今も取り掛かるのに時間がかかるけど。笑



なんか全ては心持ちかと思う。


できてなくてもあっけらかんとしている人いる。


自分のできないことについて悩まない人なんだろな。


若いころの私は取り掛かれないことに悩みまあいいじゃないという慰め言葉に


自分を甘やかしてはダメだこれでは自分が成長できない!などと優等生的なこと考えてた。


無駄な抵抗。笑🤣


今は取り掛かりにくい自分の存在を、そうだよねーと

メタ認知状態にあるのかな。


苦しくない。


そして、面倒だからやりましょうの言葉も抵抗なく受け入れられてる。


ノロノロやってる。


私はノロマよ、と笑っている。


ここまで書いて気がついた。


これは心の余裕?!


人間だもの完璧にはできないのよ。


これを悟ったかな。爆