【不登校】今思う3つの良かったこと | 不登校から脱出した ランのブログ

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元・不登校ママのブログです。

親としての数々の失態。。。

不登校から脱出するためにむさぼるように勉強した
心理学、親業、メンタルトレーニングなど

私の体験が皆さまのお役に立てれば嬉しいです。

子育てママたちのほっとする場所になれば良いな〜♪

娘が不登校になったことは

辛い経験でしたが

振り返ってみると

 

しんどかったけど良かったな

 

と、

自分にとって必要なできごと

だったと今は思います。

 

 

何が良かったか?

 

考えると3つありました。

 

  1. 親子の時間を元に戻せたこと
  2. 私自身の器が大きくなったこと
  3. 何でも一生懸命にやる子に育ったこと
 
ひとつ目は、
親子の時間を元に戻せたこと
 
仕事という大義名分で
子供との時間を取ってこなかった私。
 
その私が休職し
 
朝、
ご飯を一緒に食べ
洗濯ものをし
家事をする
 
夕陽を見ながら
娘の好きなアーティストのラジオを
一緒に聞き、笑う
 
たまに行く塾の送り迎えをしたり
たまに行く学校に一緒に登校したり
 
ケンカも多かったですが
まる一日娘と一緒にいて
お母さん業に専念できたことは
本当に心温まる嬉しい時間でした。
 
『もう遅いかも・・・』
 
と思っていましたが
そんな何気ない日常生活が
私たち親子の時間を取り戻し
絆を深めてくれました。
 
 
 
二つ目は、
私自身の器が大きくなったこと
 
私は子どもが不登校になる
という経験がなかったら
 
本当にイヤな奴
 
になっていたと思います。
 
娘が不登校になり
落ちこぼれ
初めて見えた景色がありました。
 
小さいころから活発で
勉強もスポーツも
まぁまぁ良かった私は
 
『できない』
 
という世界にいませんでした。
 
だから娘が世間でい言う
『普通のレール』
から外れた時に、こんなにも
手を差し伸べてくれる人が
いることに驚きました。
 
仕事を終えて家に寄ってくださる先生
 
話を聞いてくださる保健室の先生
 
行くと言ったのにいつもすっぽかして
困らせていた個別指導の塾の先生
 
私が大変だと
同じ境遇の人を紹介してくれた
会社の先輩
 
全く話したことがなかったのに
親身になって話を聞いてくれた
前の会社の先輩
 
私は、運動会のリレーで
バトンを落とす子がいても
迷わず走って
ゴールを目指す人
だったのです。
 
こけて泣いている子に
手を差し伸べる人
ではありませんでした。
 
自分の子が
不登校になっていなかったら
私はどんなイヤな奴に
なっていたんだろうと思います。
 
私自身がこうして大人になれたのは
私の記憶にない
数多くの人たちの
支えによって成り立っている
 
 
そう実感するようになりました。
一人で生きていくことはできないし
一人で出した成果なんてない。
そう今は思うのです。
 
 
 
最後の三つ目は
不登校だったウチの娘は
 
何でも一生懸命にやる子に育ったこと

 

勉強できる子

スポーツできる子

かわいい子

人気者の子

 

自分には何もない。

 

自分を否定して

死ぬことも考えて

ずっと家にいても

ラクではなかった毎日

 

長い年月を費やし

どん底に落ちましたが

その分、

リバウンドで今の大学生活は

勉強も良くするし、良く遊ぶし、

バイトもやっているので

家にあまりいません。

 

大丈夫かと思い、

よくがんばってるね

と声かけしたら

 

やりたいこと、

全部やりたい!!

 

 

 

そして

 

今と言う時間は今しかない

 

と言いました。

 

 

 

不登校の時期は子どもにとって

『さなぎ』の時間と思います。

 

同じ思いのお母さんの希望の光になればと思います。