今日、一通のお手紙が届きました
宛名は、私が1番始めに頭痛でかかった内科の先生から
頭に違和感を持った時、まず始めに思った事が、偏頭痛でした
とにかく偏頭痛を少しでも和らげる薬が欲しくて、休みの日に、すぐに行ける近場の内科をネットで検索し、行きました
始めて行った時も、仕事が休みだったハズなのに、休めずに夕方まで出勤してから診察へ
診察室に入るなり私は先生に、せかせかと
『頭痛と目眩があって、数日前の夜寝ている時にも頭痛で目が覚めました。偏頭痛だと思うので薬を下さい』
と、勝手に自分で、偏頭痛だという思いを伝えました
今思うと、自殺行為・・・
しかし、先生は丁寧に、名刺を差し出す所から診察を始めました
その途端、
何かセカセカと落ち着かない自分が一気に冷静になった事を今でも思い出します
そして、
『頭のことだし、とりあえず画像検査をしましょう』と薬の処方を要求する私とは反した診察でした。
この一言で、私の人生が変わったと言ってもおかしくありません
その翌日、MRI検査の予約をしていただきましたが、
打ち合わせとmtgで行けず、偏頭痛だと思い込んでいた私は、忙しい時だったし、上司の目を気にして、簡単にキャンセル、予約変更しました
遅れること、二週間後にMRI。
ようやく撮った画像を見て先生は、
『先生も脳の専門医では無いから、ハッキリ言えないけど、出来るだけ早く脳神経の専門医がいる病院に行った方が良い。君の頭にはかなりの大きさで腫瘍がある』
と画像を指し言われました。
・・・
この時、頭の中が真っ白になりつつも、専門医じゃないのに驚かさないでよ
と内心思い、何度も先生に『嘘ですよね』
って何度も聞いた事は覚えています。
その後の事は全く覚えてません
長くなりましたが、そんな始まりでした
手術を終えて、元気になり、あの先生に感謝したいと思い、経過と感謝の手紙を書きました
(あの時は、お先真っ暗モードで、ありがとうございましたとさえ言えてなかったハズなので)
その返事が今日届いたのです
返事なんて来ると思っていなかったから、嬉しい
中には
《患者さんからの経過をお教え頂ける事が多くないので、私どものようなクリニックでも、皆様のお役に立てることがあるのだと、自分の医療者としての立ち位置を再度確認でき、感謝したいほどです》
と
何だか凄く嬉しい