ボイストレーナーが教える カラオケを楽しむコツ

歌うことは好きだけど

カラオケは苦手

付き合いもあるから

避けられないけど

カラオケには

できるだけ行きたくない

春は歓送迎会など

お酒を飲んだり、二次会でカラオケに

行く機会が増えて困る

そんな方に向けた

カラオケを楽しむコツをお伝えします

それは

「十八番」（オハコ）を作ること

です！

十八番とは、得意の芸のこと。

カラオケに付き合いで行った時、

歌いたくないんだけど

避けられない場面ってありますよね

順番が回ってきたらどうしよう

なんて思いながら参加するカラオケは

苦痛でしかないはず

この曲なら

自信を持って歌える

という曲があれば

順番がきても安心して

歌えます。

そして一度歌ってしまえば、

あとは歌いたい人が

順番に歌うので、

盛り上げ役に徹して

楽しめるはず

それでは

「十八番」を作るコツについて

お伝えしますね。

盛り上がる曲を選ぶ

バラードよりも

アップテンポの盛り上がる曲が

ベスト！

盛り上がる曲は

場の雰囲気も良くなりますし

みんながワイワイ歌ってくれたり

合いの手が入ることで

自分の声が気にならないことが

ほとんどです

覚えやすくて

みんながノリやすい！

そんな曲を選んでみてください

例えば…

ウルフルズ　「ガッツだぜ！！」

DA PUMP   「U.S.A」

Vaundy  「怪獣の花唄」

大黒摩季　「ら・ら・ら」

PUFFY  「愛のしるし」

緑黄色社会　「Mela！」

…などなど。

これらの曲は

どれも振り付けがあったり

合いの手みたいに

聞いている人が歌いたくなるメロディがあるので

歌っていることに注目されにくく

場が盛り上がること間違いなし

カラオケ人気ランキングから選ぶ

ご自身の好きな曲を

選ぶのもいいですが、

周りの人が知らない曲を歌ってしまうと

場があんまり盛り上がらなかったりします

そこで好みの曲ではないかもしれませんが

カラオケトップ10にランクインする曲から

選ぶのもオススメ

カラオケ人気曲って

その時代のヒットソングだけでなく

長く歌い続けられている曲もランキングしています。

例えば…

スピッツ　「チェリー」

一青窈　「ハナミズキ」

米津玄師　「Lemon」

宇多田ヒカル　「First Love」

などは、

いつでも人気ランキングのトップ10入り

することが多いです。

一度覚えてしまうと

ずっとカラオケで歌うことができます。

しっとりした歌もありますが、

有名な曲なので

歌えない箇所があったら

大御所歌手のように

マイクをオーディエンスに向けるのもあり

繰り返し聞いて覚える

曲を選んだら、

繰り返し聞いて覚えます！

うろ覚えだと

緊張した時に

ド忘れしちゃうこともあります

それに余裕を持って歌えたら

踊ってみたり、

周りを見渡して

一緒に歌ってくれそうな人を

見つけられるかも

今はほとんどの曲が

YouTubeに上がっています。

歌詞もインターネットで

検索すると出てきます。

それらも利用しながら

繰り返し聞いて

覚えてみてください

歌詞をにらめっこしながら

必死に聞かなくても

例えば通勤途中や

家事をしながら

何かをしながらで大丈夫！

BGMとして

耳に親しんでみてください

自信を持って歌う

最後にして最大のアドバイス、

それは

自信を持つこと

…当たり前のことをすみません

でも、歌なんか上手くなくたっていいんです！

音程が外れていようが、

歌詞を間違っていようが、

本人が楽しく歌っていたらOK！

だってカラオケは、

歌のコンテストではないから。

楽しい時間を過ごすところですよね

音程が外れようが

歌詞を間違えようが

ご愛嬌

そう思って

カラオケというコミュニケーションの場を

楽しんでください

ボイトレ迷子の方必見！YUBAメソッドってなに？

YUBAメソッドとは、

“実践研究を繰り返した結果である、YUBA理論（発声機能解剖生理学・発声制御理論）を基に、体系的に構築したヴォイストレーニング法“

です。（HPより）

……いきなり漢字が多くなりました

難しいって思わないで〜

ややこしい理論に基づいていますが

やっていることは

すごくシンプルなメソッドです

ではここから

・YUBAメソッドってなんなのか

・他の発声法とどう違うのか

ゆっくりと説明していきますね

  声はどこから出ているの？

まずはクイズです。

あなたは、声はどこで作られているか知っていますか?

① 頭

② のど 

③ お腹

正解は………

② の「のど」です 

声はのどにある声帯で音源 (音のもと )が作られます 

今まで「のどで歌うな」と

言われた経験もあるかと思いますが、

じゃあ手術をしてのど (声帯)をとってしまうと

どうなるのでしょうか？

…そう、声は出ませんよね 。

でもよく 

① 「頭から声を出して!」や

②「お腹を使って声を出して！」と

言われたことはありませんか?

① の「頭から声出す」というのは

声を出す時のイメ ージの話で、

声の出し方に変化はあるかもしれませんが

頭からは、どれだけがんばっても声は出ません。

③ の「お腹」ですが、

腹筋は体を支える筋肉ですので、

声を出す助けにはなります 。

しかしどれだけ腹筋を鍛えても、

声を出す根本を鍛えることにはなりません。

いくら声を出すイメ ージが完璧でも

お腹の支えがしっかりしていても 

声の元になる声帯の使い方がわからないと 

歌は上手くならないんです

陸上選手が足を速くするために

腹筋を鍛えたり、

早い選手のフォームを見てイメトレするのは大切ですが、

そればっかりしていて、

足を動かした練習をしないままでは、

いつまで経っても足は速くならないですよね。

歌も同じです。

響きをコントロールしたり、

腹筋を鍛えることは

無駄ではありませんが、

喉の使い方を練習しないと

上手くなりません

そこで考え出されたのが、

YUBAメソッドです！

  YUBAメソッドは喉の筋トレ

YUBAメソッドを考案されたのは、

三重大学名誉教授の弓場徹先生です。

弓場先生ご自身もクラシック歌手であり、

無理な発声をしていて

音声障害（声が出なくなってしまう障害）

になった経験がおありです。

その経験から、喉を痛めない発声法はないか

医学、物理学、音響学……様々な理論と

ご自身が歌った時の経験とを

照らし合わせてこのメソッドを考案されました。

勘や経験だけを頼りに作られたのではなく

しっかりとした理論に基づいたメソッドなんです。

そしてこのメソッドのすごいところは、

真似するだけで、

喉にある筋肉を

効率的に刺激することができるんです。

  喉の筋トレをしてみよう！

それでは

実際にやってみましょう！

まずは喉の筋肉を使って

声帯を伸ばしてみてください。

……なんのこと？どうすればいいの？

はてなマークがたくさん浮かんだと思います

実は

人間は

声を出すための筋肉を

意識して動かすことはできません

「高い声を出すために、声帯を伸ばす筋肉を働かせて！」

なんて言われても、

どうしていいかわかりませんよね。

どこにどんな筋肉があるかを学んでも、

喉の筋肉を意識的に動かすことは難しいんです。

例えば、腹筋を鍛えたい時をイメージしてください。

腹筋にも様々な種類の筋肉があります。

それを個別に意識して動かすのは難しいですよね

なんとなくはわかるけれど、

「腹直筋を動かして！」と言われても

運動音痴の私なんかは特に、

どうしていいかわかりません

でも、やみくもに腹筋をしていても

引き締めたい筋肉を

効率的に鍛えられず、

いつまでたってもお腹は引き締まりません。

（私のお腹のようです）

そこでスポーツトレーナーさんは

“下腹部ぽっこりの方には、この腹筋プログラム！“

といったように、

狙った筋肉が使える運動を

教えてくださいます。

ですので

生徒の方は真似するだけで

しっかり鍛えることができます

同じように

生徒さんの声の調子に合わせて

理論を基に個別プログラムを作り、

真似するだけで喉の筋トレができるよう

考え出されたのが

YUBAメソッドです

運動のパーソナルトレーナーさんがいるように

声のパーソナルトレーナーとして

生徒さんが効率よく声を出せるように

歌いたい歌が歌えるように

喉の筋肉を鍛えたり、

パフォーマンスに合わせた調整をするのが、

YUBAメソッド認定Voiceインストラクターです！！

現在、

クラシック

ミュージカル

ポップス

ロック

詩吟…

ジャンルを問わずYUBAメソッドが使われています。

（声を出すための基礎トレーニングだと思ってください。）

  まとめ

YUBAメソッドは喉の筋トレです。

そして

真似するだけなので、

誰でも挑戦することができます。

レッスンの半分は

インストラクターの真似をするボイトレをして

歌いたい歌に合わせた

理想の声作りをしています。

ボイトレでは

普段出さないような声も出すので、

びっくりされたり

今までのボイトレと全然違う！

って思われる生徒さんもいます

（それくらい、他とは一味違ったメソッドなんです。）

でも

　＊今まで音楽の授業で習ってきても

　　上手くならなかった

　＊呼吸法など上手くなるための方法を試したけど

　　変化がなかった

　＊歌は好きなのに

　　ずっと歌が下手で困っていた

そういった方には、

ピッタリのメソッドです

はじめまして！NAOMIです ♪ 〜自己紹介〜

はじめまして！

YUBAメソッド認定Voiceインストラクター

NAOMIです

最初に自己紹介をします

♪ 歌が大好き ♪

小さい頃から歌ったりお芝居をするのが大好き

高校も演劇について学べる学校を選んだくらいです

そんな小さい頃から歌が大好きだった私ですが、

歌うことはあんまり上手くなかったんです

高校時代に声楽を習いましたが、

先生の指導がピンとこなくて…

上達しないダメダメな生徒でした

今思うと、

感覚的にコツを掴めるような

器用なタイプではなかったから

だと思います。

「頭から声を出して〜」

「息を回すように〜」

と言われてもその通りにできず、

私は歌が下手なんだと挫折を感じていました

♪ YUBAメソッドとの出会い ♪

もう歌を続けるのは諦めよう。

そう思った時出会ったのが、

「YUBAメソッド」でした

YUBAメソッドを使ったレッスンは、

今までの発声練習とは全く違いました。

医学的、物理学的理論に基づいて

作られたメソッドなので、

何が悪くて、どうすればいいのか

しっかりと教えてもらえました。

喉に負担のない発声法が身につき、

どんどん上達しました

YUBAメソッドのおかげで、

一度諦めかけた歌をまた続けようと思いました

そう思い、

YUBAメソッド考案者の弓場徹先生のいる

三重大学へ進学しました。

大学では、YUBAメソッドについて理論と実践、

両方の面から学びました。

大学院にも進学し、

修士論文の研究結果を弓場先生の著者に記載

してもらったりもしました

♪ インストラクターを目指して ♪

大学院卒業後は、保育士になりました。

子どもが大好きでしたし、

ごっこ遊びをしたり歌うことも大好きだったからです

自分の好きなことを活かして、

子どもたちの力を伸ばしたいと思いました。

しかし保育士の業務は体力的にも精神的にも大変で、

無理して声を張り上げたことで、

声が出なくなったことがありました

「このまま一生歌えなくなったらどうしよう」

恐くて仕方ありませんでした。

失って初めて、

大切なものに気づけた経験でした。

その経験から、

これからは本当に好きなこと

人生をかけて探究したいことを仕事にしよう

そう思い、もう一度YUBAメソッドを学び

インストラクター資格を取得しました。

♪ インストラクターとして ♪

歌が下手だった私が、

好きなことを仕事にできるようになったのも、

YUBAメソッドという発声法に出会えたからです

今度は、

私のように歌が好きなのに、

　　上手く歌えず悩んでいる方

年齢関係なく、いつまでも歌い続けたい方

歌を楽しみ、健康に過ごしたい方

歌うことを通じて人生をエンジョイしたいと思っている

みなさんの力になりたいと思っています。

これからブログを通じて

・YUBAメソッドとは何か

・レッスンの様子

・発声のコツ

などなど発信していきます。

最後までお読みいただき、

ありがとうございました

これから末長く、

よろしくお願いいたします