私のお店は個室で『マンツーマン』でのご対応になるので
お客様との会話が結構深いものになることが多く
また、長いお付き合いのお客様も多い。
それはとてもありがたい事ですし
やりがいもある
ただ、その心地よい関係が
時に『馴れ合い』となり良くないこともある。。。
何が言いたいかというと
なんとなく『いつもと同じ』になってしまったり
『仲がいいから言いづらい』とか
『こんなものかな・・・』となってしまうところ
ちゃんと向き合っているつもりで
向き合えていないところが出てくる。
長くお付き合いしてるからこそ
しっかり・ちゃんと伝える・受けてめるができていないと
だめなのになんとな〜くになってしまう『馴れ合い』。
その距離感が良いと思えるのもあるのだけど・・・
プロとしてそれではいけないと思いうし気を付けていても
どうしてもそれは出てくるんですよね。。。
そう、今日書きたいのは『クレーム』について。
昨今、クレームってすごい悪いイメージですよね。
もちろん悪意を持ってやってるのはだめなクレーム
だと私も思います。でも本来のクレームって
そう言うものではなかったはず・・・
これは私の話になりますが
本当にありがたいことに
お客様から『ここがいまいちだった』とか
『この部分がスタイリングがうまくいかない』
『思っていた形に自分でスタイリングするとならない』
などご相談と言えば聞こえがいいのですが所謂クレームを
頂戴することがあります。
『クレーム』はもちろんない方がいいに決まっているのですが
絶対的な答えがない私たちの仕事は
作って・試して・壊して・また作っての繰り返し
その中でその時々の一番を求めるのが仕事。
そうなると一回で100%の双方が満足できる仕事
(ヘアスタイルを作る)ってそうそうありません。
『ま、ちょっと違うけどしょうがないか』と諦めてしまっていたり
『なんて言っていいか分からないから我慢しよう』と思っていたり
『どうせ伸びるからそれまでの我慢だ』と・・・
それってちょっと悲しい
ご来店していただき、もちろん満足していただき、
楽しく嬉しい気持ちでお帰り下さいますが家に帰って
自分でスタイリングすると違うとか、やりにくいとか
そう言うのはない方がいいに決まってますよね。
でもそれって帰ってから自分でやってみないと分からない。
私自身『もっとこうしたらよかったのでは・・・』と
送り出してからも考えることがあります。
要するに反省であったり次の課題であったり・・・
その中でお客様からの『クレーム』は
私にとっては贈り物のようなもの。
贈り物って嬉しいでしょう
そう、クレームって本当は嬉しいものなんです
だってそうそうできない答え合わせが
できて、解き直しもできる!!
そして、双方が納得してはなまるな訳です。
本当に、本当にそれを一回でできるのが
プロだとすると私はまだまだなのかもしれませんが
日々上達(成長)できる環境にいることは
間違いな訳です。
それって本当に素晴らしい事だと
私は思ってます
(ちょっと能天気すぎるかしらん)
もし、若い美容師さんで
『クレーム』がきて落ち込んだり
自分を責めたりしている人がいるのなら
それは間違いですよ!!
クレームは最高のプレゼントです
気に入ってもらえなかったことよりも
そこをどうするかに思考をシフトチェンジして
楽しみましょう!!
そもそも『クレーム』を言ってくれると言う事は
あなたを信頼していると言う事です。
また、クレームを言う方も勇気がいる事。
あなただから言ってくれてると思い
ありがとうの気持ちで受け取れば
お互いが嬉しい気持ちになれます
そう、クレームを怖がったり嫌がったりせず
受け入れて、ありがとうの気持ちで
お返ししましょう
そうすればすごく成長できますよ〜
私もまだまだ成長してるから〜
みんな頑張ろう〜