永遠に美しく | こさかなおみオフィシャルブログ「天使の分け前」Powered by Ameba

永遠に美しく

『永遠に美しく』というアメリカ映画をご存じだろうか?


1992年の映画だから、そこそこ古い。


出演はブルース・ウィルス、メリル・ストーリプ、


ゴールディ・ホーンなどで、


監督にはローバート・ゼメキス。


因みにゼメキスは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や


「フォレスト・ガンプ」の監督でもある。


この映画、『永遠の若さを約束する』という“秘薬”が軸になり


話が展開する。


この秘薬を一口飲めば、


衰えた肉体は20代ぐらいに戻り、


垂れた所は上がり、ダブついた所は締まり、


あっと言う間にキュッボン体型に・・・。


そこから永遠に肉体年齢が変化することはない。


まさに夢の秘薬!


しかしそれ故に、身体は生きた人形状態。


この秘薬を売る謎の美女(イザベラ・ロッセリーニ)から


くれぐれも怪我などしないようにと言いつけられる。


それもそのはずで、身体に穴が開こうが、欠けようが、


例えバラバラになったって、生き続けなきゃならない。


そんなブラック・コメディ。


その映画の中で、印象に残る1シーンがあった。


謎の女性が秘薬を買った顧客たちと、


パーティーをするシーンがあるのだが、


そこに集う人々の顔ぶれがスゴイ!のだ。


プレスリーやアンディー・ウォーホールなど、


既にこの世を去ったとされる著名人たち。


実は彼らは密かに、この秘薬を手にして


表向きは死亡したと見せかけ、


若い姿のまま、悠々自適に暮らしているって


そんなシーン。


・・・・。


今日のマイケル・ジャクソンの訃報。


なぜかこのシーンを鮮明に思い出した。


確か「ネバー・ランド」も、


子供のまま、年を取らない


不思議な国じゃなかったっけな・・・。


『永遠に美しく』。


マイケル・ジャクソンなら


そんな秘薬を手にしているのかも知れない。


・・いや、そうであって欲しいかも。


合掌。