川島なお美『１９８２年』

１９８２年

この年は
飛躍の年

ワインでも８２年は
最高のヴィンテージ
私の芸能界の歴史でも
グレイトヴィンテージとなりました

前年から始まった
女子大生だけがパーソナリティを努める

ミスＤＪ　リクエストパレード
私は火曜日深夜担当

「皆さん
こんばんわ
青山学院大学３年生
川島なお美です

今夜も３時まで
聴くっきゃないわよ」

授業が終わると
文化放送まで電車で通う

番組が終わると
たくさんの男の子たちが
単車に乗ってお出迎え

私の乗ったタクシーを
追ってくるので
朝までカーチェイス

２時間くらい仮眠したら
またテレビ局へ

そんな
女子大生タレントブームの渦中に

そして
またまた伝説のあの番組

お笑いマンガ道場の
レギュラーが始まります

鈴木義司先生と
富永一朗先生
お２人を犬猿の仲に見せた
（ホントは仲良し）
軽妙なやりとり

名物司会者
柏村武昭さん

そして
だん吉＆なお美の
おまけコーナー

すごい人気でしたね

今でも
「見てました」「大好きでした」
と
よく言われます

私にとって
どちらの番組も
女優への階段をあがる途中で出会った
かけがえのない宝物です

川島なお美に
マンガ道場の話はＮＧとかって
まったくでたらめですから

アイアイゲームは
もう卒業していたかな？

でも
パンチでデートとか
クイズでデートとか
桂三枝さん（当時）や
やすきよさんと
司会のお仕事

収録のため
毎週大阪に通いました

グラビアも毎月、南の島に行って
水着の写真出してました

サイパン
グアム
ハワイ
ロタ
タヒチ
フィージー

毎月ですよ
今じゃ考えられない

レコードも
初めてのＬＰが前年出ましたが
南沙織さんやユーミンの
カバーがほとんど

そんな中
初めてポップな
オリジナルソングを出しました

ラブミータイト
いい曲ですね

３５周年コンサートでもやれたら
この曲歌いたい

アイドル時代の曲を
今の私がカバーする
自分でも聴いてみたいなとワクワクします

続く