川島なお美『１９８１年』

１９８１年

連載を楽しんでいただけて嬉しいです。

が、「可愛かったんですねー」
って…

過去形かい？(*_*)
笑

大雪の中
連載３回目です

山口百恵さんの引退
入れ替わるように現れた
松田聖子さんの衝撃

時代は大きく移り変わる中、
まったく関係ない感じで女子大生タレントとして過ごす地味な毎日

ヘアスタイルですが
最初に私が
ずっと内巻きにしていた髪を
美容院で寝てる間に間違って
外巻きにされたのをきかっけに

これもいいなと
変えてみました

いわゆる
サーファーカット
私のトレードマークになりました

レコード会社は
キャニオンから移籍して
東芝ＥＭＩに在籍することに

嬉しかったですね
だって
大好きなビートルズをと
同じ会社なんですから

セカンドシングル
サードシングルをリリース

これも見事に
売れなかったですね

でも
念願の
女優デビューが決まりました！！

フジテレビの学園ドラマ
「ただいま放課後」

当時大人気の
まっちこと近藤真彦さんらと一緒
私はバスケ部のマネージャー役
立花ナミ

先生は
寺泉憲さん
本田博太郎さん

監督もそうそうたる
面々・・・・

でも私
サイテーなんです

なんとなんと

カメラの後ろで
カメラを覗いている寡黙な方を
監督だと思い

よーいスタート！と
声をかける人は
助監督だと
思っていました

なので
立花ナミが主役の回で
芝居ができずに散々怒られたとき

カメラマンに
「今日はすみませんでした」
と謝り
「いいんだよいいんだよ」
と言ってくださるので
「優しい監督さん」と
勝手に思い込んでいました

実はよーいスタート！と
声をあげる人こそ
監督だと知るのは
打ち上げの席だったのです

それくらいど素人の私

「ちょっと、そこわらって」
と言われれば笑い
（業界用語でわらう、イコール動かす）

「今度のラジオではお皿回すから」
と言われれば
そんな芸人みたいなこと？と
驚きました
（業界用語でお皿回しイコール
レコードをかけること）

いや
お恥ずかしい

そんな最中
週刊プレイボーイのグラビアで
トップは見せてませんが
当時としてはセクシーなグラビアが
チェックもなしに勝手に出てしまいました

私も
マネージャーも
大慌て

撮った人はフリーのカメラマンで
もう連絡つきません
勝手に週刊誌に
売られてしまったのです

しかし
怪我の功名というのでしょうか

そのグラビアがきかっけで
川島なお美の名前は
いっきに駆け上がりました

そして
フジテレビの第１回
キャンペンガールに選ばれ

あわゆる番組に
出演していきます

アイアイゲームのアシスタントだったのに
レギュラーのTKさんがお休みした週にはバトンタッチで
何度もレギュラーの椅子に座りました

（のちのち
嫉妬したTKさんから
ぶりっこ大嫌い！
と言われるようになりましたが）

そう
当時の３大ぶりっ子といえば
マツダセイコ
オオバクミコ
そして
カワシマナオミ

名誉なことです

グラビアの仕事もどんどん舞い込み

GOROなどの表紙を飾る常連となり