笑おうね 生きようね | 兵庫県三木市 なおみ助産院のブログ

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はじめまして。
兵庫県三木市でおっぱいのケア専門の助産院をしている寺尾直美です。
お母さんと赤ちゃん、そのまわりの方たちの笑顔のために。
どうぞよろしくお願いします。

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性教育の勉強のための本をアマゾンで検索していて見つけた本です。 . . 「笑おうね 生きようね」 この本を書いているのは、よしもとタレント養成所「NSC」の講師の本多正識先生。 新喜劇の台本や、オール阪神巨人さんなど、大御所芸人さんのネタを書いている漫才作家をされています。 ナイナイに、「ボケとツッコミが逆や!」と指摘したことで有名な先生。 私は約20年前に、芸人を目指してこのNSCに通っていました。22期生です。先生は、私の恩師でもあります。当時「カポエラ」というコンビ名で、卒業公演では、泣きそうなほどおもろくないネタを披露しましたが、ちゃんと卒業はしました。 この本の中に出てくる芸人の山ちゃん、村本さん、西野くんは、同期で、当時のことが懐かしくて、迷わずに買ってあっという間に読んでしまいました。 この本には、私が助産師になってから今まで勉強してきた性教育のこと、命の大切さが繰り返し繰り返し伝えられています。 かけがえのないたった一つしかない、奇跡のいのちを大事に大事にしようということが、先生の幼少期から今までの経験をもとに書かれています。 自分の命を大切に、どう生きるかは自分次第だということ。 生きているからこそ訪れる「運」や「縁」。 . 私はもうすぐ40歳。 紆余曲折、いろんなことがあったけれど、こうして地域の助産師をさせてもらっている「今」までにどんなにたくさんの人に応援してもらって、支えてもらって、やってこれたか。 「運」も、「縁」も、たくさんの人たちのお陰でもあるけれど、掴んできたのは「私」でもある。 生きているからこそ。 この本を読んでいると、たくさんの人の支えによって自分が生かされていることへの感謝がいっぺんに溢れてきて、先生に手紙を書きました。 今の吉本のゴタゴタの中で、「私の手紙はちゃんと届いているかなぁ〜?またえらい時に手紙書いて出してもたなぁ…」なんて思っていたら、先生から丁寧なメールが届きました。 . . 「カポエラ」覚えてるよ! 新しい命の誕生を助ける、見守る仕事に就かれたんですね。 と、芸人ではない、私の「居場所」が見つかったことを心から喜んでくださっているのがメールから分かりました。 本の中に、 数百人の生徒一人ひとりが、たとえ夢破れて芸人、タレントになれなかったとしても、「NSCに行ってよかった。無駄ではなかった」といつか感じてくれることが一番大切なことだと思って、授業をしています。 と、書いてあるのを読んで、助産師の仕事の「保健指導」に、NSCに行って学んだ「しゃべり」が、回り回ってとても役立っていることを手紙で伝えました。 先生は、めっっちゃ怖くて、鋭い目つきで表情ひとつ変えず絶対に笑わずに3分間ネタを見てくださっていました。 同期に人のネタで笑っている子がいたら、「出て行け!他人のネタで笑てる場合じゃないやろ!」って言ってました。 でもそれは、 . 僕ごときの圧力をはね返せないで、千人のお客さんの前ではできないと思いながら、心を鬼にして「笑顔を見せずに緊張感を持たせる」ことに徹していたからだとメールには書いてありました。 20年も経ってから、当時の先生の深い愛情を知ることができるなんて、やっぱり私は「運」が強いなぁ✨ この本に書いてあることを自分の引き出しにしまって、これからも助産師として、伝えるべき人にきちんと伝えていきたいと思います。 #自殺#いじめ#居場所#居場所がない#居場所は必ずある #性教育#助産師#いのちのおはなし #笑おうね生きようね#本多正識 先生 #漫才作家#ナインティナイン#山里亮太#西野亮廣#村本大輔#南海キャンディーズ#キングコング#ウーマンラッシュアワー#中山きんに君 も同期#NSC#NSC22期生#卒業公演#泣きそうなほどおもろくないネタ#今までの経験が自分を作る#芸人目指してよかった#やってみたからこそ後悔はない

なおみ助産院さん(@teraonaomi.midwife)がシェアした投稿 -