「かさなり」


降り始めた雨の 
悲しい音が鳴る
目を閉じてると  ほら
雷鳴が広がる

あの夏の夜  肩を濡らして
ふたり ひとつ 傘広げてた
同じ世界で  別々の道  歩き
いつか  また線は繋がるかな

青く光る星と  
輝く風と花
太陽はいつでも  
光届けている

諦めかけた夢を もう一度
ひとつ  ひとつ  拾い集めて
明日の空を見上げ  ふたりで行こう
いつか  また手と手繋げるかな

歩いていた ひたすらに 
ただ ひたすらに
向かう その先に 君がいる 
その為だけに

あの夏の夜  肩を濡らして
ふたり ひとつ 傘広げてた
同じ世界で  別々の道  歩き
いつか  また線は繋がるかな

重なり愛ながら 
ひとつには成れない