ホットトピックスでも触れているように、トレーニングマッチの内容は、エスパルス
との合意により詳しく触れることができません。
なので、おそらくサポーターの方が最も気になっただろうヴェルディのツートップの
出来についてのみ触れましょう。
今日のツートップは平本、飯尾でスタート。
このところ、レアンドロ、フッキのツートップが浅いポジションでボールを奪われる
場面が多かったため、パス回しのタッチを減らし裏を狙う動きを多用しました。
ポストでボールを受ける場合も、いったん裏を伺ってから戻ることで、高い位置を
維持し、カウンターを防ぐ狙いがありました。
この戦術を二人は良く理解し、サイドからのクロスボールも格段に増え、攻撃の
パターンに厚みが増し、何度もエスパルスゴールを脅かしました。
2本目途中から代わった廣山、井上のツートップになっても意思統一は継続され、
言い動きが多く見られました。
ヴェルディの得点は、ディエゴに代わりトップ下の位置に入った河野の個人技。
得意のドリブルでエスパルスディフェンスを3人かわし、見事なシュートを決めて
くれました。
まだまだ練習再開から4日目、戦術練習もこれからが本番ですが、チーム全体が
連帯感を増し、明るい雰囲気が戻っています。