【コーヒーが冷めないうちに】
という映画を観たことがあります🎞



あらすじは
とある喫茶店で
コーヒーを淹れてから
冷めるまでの間だけ、
過去に戻れる席がある
という物語



主人公役が有村架純さんで
その、過去に戻れるコーヒーを淹れるウエイトレス役でした





誰しも長年生きていれば
後悔した出来事や
戻りたい過去があります



この小説では
過去に戻っても
未来は決して変えられません




それでも過去に戻る人々




それぞれに物語があって
オチというか、
最後に泣かされます





気持ちが穏やかな時は
こういう類の本を読みたくなります

泣くのはデトックスだ、と



でも
やさぐれている時は
【だから何❓
偽善や綺麗事はゴメンだよ】という気持ちで
受け付けません





そんな波のある日々🌊🌊

映画で観た小説と同じシリーズの
別の本を
図書館で見つけました


たぶん、このシリーズは
以前にも何冊か読みました
(読んでは忘れる私)


これも読んだような気がします




でも今回は
改めて新鮮に感動しました




【さよならも言えないうちに】

こちらは

ペットネタもあり
号泣しました

(あ、うちの老犬はヨロヨロしてますが
元気ですよ)







本や映画って不思議です



同じ内容なのに
その時の気持ち次第で
別モノになったりします



同じ映画を何度も観たり
同じ本を何度も読むのは
すっかり内容を忘れたから…
だけでなく
同じ感動を味わったり
新たな見方が発見🔍出来たりするので










ペットに限らず
なくした相手が大切であればあるほどに
後悔は大きくて

いつもいつもごめんねしか言えなかったりします



ただもうひたすら謝る



あの時にああしていれば
こうしていれば、で




でもたぶんきっと
それで(過去に戻って
何とかしようとして)
何かが変わるわけでもなく

今世は

決まってしまっているんだな、と
思っています




決まってしまっている【こと】は
どうやっても変えられず
それでも
変えられることが一つだけあって
それが【気持ち】なのかな、と





ごめんねばかりが挨拶になっていたけれど
今夜から
ありがとう、って言おうと
そう思えた本でした





まぁ
こんな美しい心も
日々の出来事に乱れて
忘れてしまい、
忘れた頃に
また、この本を読んで 
別の気持ちになったりもするでしょう





それこそ
認知症になれば
みんな忘れまうのです



だから何❓







うまくまとまりませんが

過去に戻れる喫茶店が無くても
過去に戻って
大切な人と大切な時間をすごすことは
出来るのかも、です



コーヒーが冷めるまでの短い時間

泣いて謝られるよりも

笑ってお礼を言ってほしい

かな❓

私なら…





いや、ムリだし……


きっと、出来ません…………






前向きを押し付けられるのは

苦手です


でも

何かをキッカケに

自分の中から前向きさが湧いてくる事が(たまに)あるので

これからも

いろいろな本を読みたいです