家を建てて3年後。
札幌から義理の両親がお隣にやってきた。
ここから私は暗黒時代に突入する
今でこそ笑い話にできるが…
怒りとくやしさで夜寝れず、何度泣いたことか
誰かのヒントになれば、うれしいです
姑から
どれだけいらないものを
もらっただろうか…
数十年前のおさがりの洋服の数々
(姑とは45歳差)
趣味の合わない食器
自分が飽きた装飾品(ネックレスやバック)
人にもらったお土産の郷土品
等々…
数えきれない。
基本的に
姑は自分が
いらない・使わない
が
捨てるにはもったいない
と思っているものをくれる。
というより、
それしかくれない
あっ!
食べ物だけは、自分がおいしいと思うものを
くれたりもする。
ある時
「タオルいる?」
と聞かれたことがある。
これは、ありがたい!!
タオルなら何枚あってもいいし、
多少趣味が合わなくても私的にはOK
珍しく
「はい。欲しいです」
と即答した。
お隣へもらいにいくと…
なんと
使い古しのタオル
だった
捨てるにはちょっともったいないが
古くなったフェイスタオルの山。
完全に新品を想像していた
結婚するとき夫に言われた。
「母がくれるというものは、全部もらってね。
それから、自分から母のものを欲しいと言わないで。」
どうやら義妹と姑のいろんなトラブルがあり
いきついた考えらしい。
隣にやってきた当初は忠実に守っていた。
しかし、4~5年経ち私も徐々に自分の思いを
伝えられるようになってきた頃、
事件がおこった。
「○○さん、私があげた洋服
着ないなら返して」
カチーーーン
「わかりましたこれまでもらった
物も全部お返ししますね!」
ここぞとばかりに、もらった洋服は
全部返した!!
あ~スッキリ
私は断捨離が大好きな人間。
姑からのいらないもの攻撃が
どれだけストレスだったことか…
この日から、
いらない物はすべて断るようにした。
洋服なら
「私はおかあさまと違って貧相なので
着こなせません。」とか。
当時の姑の服を着るには
体重差が20キロはあった
私にはブカブカ
食器なら
「うちにもたくさんあるので、いらないです。」
とか。
誘いも断れるようになった。
何かのお礼にフランス料理のランチをご馳走
すると言われたが
「お気持ちだけでありがたいです。」とか。
急にやってきて
「デパートにランチに行かない?」と誘われると
「今から部屋の模様替えをするので。」
と断った
食事なんて、
何を食べるかより誰と食べるか
だと思っている
おかげで、2度と食事に誘われなくなった
私は、馬鹿正直で
ウソがつけない、おせじが言えないタイプだが、
この姑のおかげで、ずいぶん鍛えられた。
嫌だと思うことは断るようになり、
とっても楽になった
姑との関りが減るからね~
むしろ、嫌われたい!!
と思うように
嫌ってくれたら、もっと関りが減るからね~
こうして私は、姑のことで泣くことも
なくなっていく
(腹の立つことはあるけど)
苦手なママ友との関係にも役立ったな
それだけは、ありがたい