娘の好きな先輩/恋の始まり
高1の娘。
中学3年間、好きな人ができなかった。
高校に入学したら、絶対恋をする!!
青春したい!!
そう宣言していた。
入学式
さっそく、恋のセンサーがはたらく
部活の勧誘で賑ぎあう玄関前
部活はしない
と言っていた娘だが
この日に考えが変わる
「ママ!剣道部男子見て!
めっちゃイケメンじゃない?!」
道着で勧誘していたので、すぐにわかった。
たしかに…
遠目からだが
スラっと背が高く、色白でサラサラヘアー
イケメンオーラが漂っているではないか
そんな子が数名、控えめに勧誘していた。
「ヤバッ!私、剣道部に入ろうかな」
即決!!
こうして、親友と一緒に剣道部に入ることに
そして、
マネージャーになると言い出した
そなた
人のお世話ができるのか?
自分の世話もできないのに
↑ ↑
心の声
と思ったが
「えっ!マネージャーできるの?」
にとどめた。
「できるっしょ」
だいたいこんな感じで
いつもかる~く決めていく
ほんとうにやれるのか??
母は心配
ちなみに…
どんなイケメン君たちかというと
3年生のキャプテンは正統派超イケメン
2年生のカワイイ系イケメン
2年生のさわやか系イケメン
同級生の超イケメン君など
こんなかんじで
7人がほぼ全員イケメン
すぐに、2年生のカワイイ系のイケメン君を
好きになった。
学校から帰ると…
「帰りの電車が一緒だった」←遠目で確認
「部活のあと、おつかれ~って言われた」
「今は、彼女いないんだって」
毎日ルンルンで
願い通り青春していた。
そんなある日、
男女2対2で帰ることに
娘は緊張しすぎて
好きなセンパイには話かけられず
もう一人の先輩と
ず~っと話をしていたらしい
「センパイ、どこに住んでるんですか?
彼女いるんですか?
どんな人がタイプですか?」
などなど
すると…
そんな様子を見ていた
娘の本命のセンパイ君が
別れ際、娘に近づいてきて
耳元でささやいた
「俺、○○(娘の名前)の
好きな人わかった!
コイツやろ?」
「違います!!」
違うし!!
アンタだよ、アンタ
センパイ、鈍感
↑ ↑
心の中で絶叫
こうして
思いは伝えられないまま時は過ぎ…
少しずつセンパイとの距離が縮まっていく。
学校帰りにみんなで寄り道したり
センパイのバイト先で働くことになったり
両想いになるといいなぁ
こんなスイーツを食べたり
デートができるといいね
な~んて密かに思っていた
ところが
あることをキッカケに
娘の気持ちが変わってしまう
この続きは、また次回