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思春期娘のおもろい日常
娘は親友から電話があると、いつもスピーカー
にして聞く。長電話になるからだ。
ライン電話の無料は、ほんとうにありがたい。
私の学生時代にスマホがあったら天国だった
ろうな
そう思うのは、私がスマホのない時代を経験
したから。
生まれた時からスマホが当たり前だと、
なかなかそのありがたみは、わからない。
そんな日常のありがたみを感じてほしくて
戦時中に女子高校生がタイムスリップする
ある映画を観に行った。
娘(高1)&息子(中1)と一緒に。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
観た方、いらっしゃいますか
私、めちゃくちゃ泣きました
嗚咽を抑えるのに、もう必死
娘も泣いていました。
泣いた姿を見て、
あ~何か感じてくれたんだろうなと思い、
あえて感想は聞きませんでした。
1週間後。
娘の親友も、この映画を観たらしく電話が
ありました。
リビングで話し始めたので会話が筒抜け
親友「今日映画見てきたよ~感動した」
娘 「そうやろう?泣いた?!」
親友「泣いた~マジ、ヤバイ!」
娘 「鬼滅の刃と、どっちが泣いた?」
親友「こっちでしょ!めっちゃ泣いた」
娘 「日常のありがたみが、わかった?」
親友「うん。ありがたみがわかった!」
娘 「あのね…
そのありがたみね…
ひと晩寝たら忘れるよ~
マジで。」
親友「え~!マジで?!やばっ笑」
娘 「だから、毎日観たほうがいいよ」
ひと晩って!!
ひと晩で忘れないでよ~
せめて3日くらいもたせて
娘は、進撃の巨人にもはまっていた。
「ママも見て!」と強く勧められるが、
私はどうしても、絵の描写がショッキングすぎて
受け入れがたい
(ファンの方、ごめんなさい)
ストーリーの奥深さは、わかる。
夢にまで、でてきたらしく…
「昨日の夢、進撃の巨人で怖かった~」と
話すので、
「それ、怖いね食べられないように
逃げきった?!」と聞くと
「いや、私が巨人ね。」
「えっ?あなたが巨人?!人を食べるほう?!
そ、そりゃ、怖いわ~」
進撃の巨人はかなりのお気に入りで、何度も
スマホで見ていた。
「どんなところに感動するの?」
と聞いてみると…
「この人たちはさ、
毎日命がけで生きてるのに
私は何してるんだろうって…」
とのこと。
思春期の感受性、恐るべし
でも、娘よ、ごめん!!
私は、爆笑してもうた
あなたが言う?!
だって!!
休みの日は1日中パジャマで
顔も洗わず、スマホ三昧、おやつ食べ放題
「やっぱウチは天国~」と、ゴロゴロしてる
あなた
ダイエットをはじめても、3日も続かず
テスト2週間前、今度こそマジで頑張る!と
宣言するも次第にフェイドアウトしていき…
やる気ゼロの状態でテスト初日を迎える
あなた
娘の日常は
自分の好きなことしかしない
一応、
私何してるんだろうって
思ってたのね
母は安心しました
いろんな刺激を受けて、忘れて…
この繰り返し。
こうやって成長していくんですね