みなさま
こんばんわ

お昼まで寝て、適当になんか食べに行って夕方から出勤する

今夜も、アタシはベリーダンスと歌を歌いジョニーはウェイターとして働く

お客さんが座る席は、ボックスと呼ばれ、暗闇の中ホステスさんは、触られまくり

え?暗闇のボックス席を舞台の横から見たいたら、お客さんの股間に顔をうずめて、激しく頭を動かしているホステスさん....顔を上げたと思ったら、おしぼりを口に当てて...

そんなことまで、しなきゃならないの?
ゾッとした。口の中に出された客の精液をおしぼりに吐き出しているのだ。

それ以降、アタシは喫茶店とかで出てくるおしぼりは絶対に使わなくなった。

アタシには、あれは無理だ。
でも、ホステスさん達は色々な過去を抱えていたり、子供を育てるためとか、旦那さんが働かないから。そういう理由があってキャバレーで働いている。軽蔑などしない

みんな生きるのに必死なんだ

アタシも本格的なベリーダンスを演じたい
歌も、上手に歌えるようになってみせる

踊り子さん
踊り子さん

そう呼ばれるのが定着した

お店側は、アタシの看板を大きく店の前に作るほどだった。

ディスコソングに合わせた振り付けも考えて、キャバレーを盛り上げるのが踊り子の役目。歌うために、生バンドを入れようかという話も出た。


ど田舎の、一軒しかないキャバレー太陽で、アタシとジョニーは自由で気ままに暮らした。夏がくると、近くの海で遊んだ。


太陽の下で、アフリカ系アメリカ人のように日焼けをしてヒリヒリになった。
そのヒリヒリは、夜お布団に擦れて痛くて、暑くて そのあとは皮が剥けて汚らしくなった。