こんにちは
梅雨真っ盛り、という感じの関西、朝からしとしとと雨です
唐突ですが、我が家の玄関にはツバメの巣がありまして…
毎年この季節は、ツバメ夫妻が子育て真っ最中
今年はすでに第一弾が先月上旬に巣立ち、先週第二弾の雛たちが孵ったばかり
↑第一弾の子たちが「飛ぶ練習」を始める頃
両親が心配そうに見守っています
↑ごはんをもらうのを待つ子たち
ここに家を建てたのが18年前
3月に完成した新居に、私たち夫婦とほぼ同時にツバメ夫妻が巣を建築し始めました
正直、どうしようか迷いましたが(💩とかカラスの襲撃とか大変って聞くし)
「ツバメのくる家はいいおうち」「幸せになる」「家が栄える」なんせ
「縁起がいい」のだと聞いてツバメちゃんたちと同居することに
夫妻は、朝から晩までせっせと泥や草やの資材を運び、コツコツと新居を建設
そして、タマゴが孵り、子育て開始
けれど、最初の雛たちが巣立てることはありませんでした
カラスの襲撃に遭ってしまったんです
無知だった私たちは、無防備にただかわいいねーと見守るだけで、カラス対策も猫対策もしてなくて…。
その後数年、「事故物件」となってしまった巣にはツバメちゃんが来てくれることはなかったのですが…
ちょうど、長男を授かった年に帰ってきてくれました
勝手に運命のようなものを感じ、以来ツバメ夫妻は私にとって大切な育児の戦友
のような存在
素直にすごいなあって思うんですよ
夜明けとともに活動し、巣の補修から餌採りから…
タマゴが生まれたら交代で温めて、孵ればずっと餌を運んで食べさせて、カラスや若い雄ツバメや野良猫の襲撃から命がけで雛たちを守って…暗くなるまでずーっと働いて
成長したら飛び方を教え、餌の取り方を教え…
巣立つまでを毎年見ていて、本当にすごいなあとしか言えない
もちろん、タマゴは雌しか生めないんだけど、なんていうか、ものすごく協力して、対等に育児をしてる感があるんですよ、ツバメ夫妻は
うちのダンナさんは育児にも家事にもめちゃくちゃ協力的な方だと私は思っているし、周囲からもよくそう言われるのですが
やっぱりそれでも、どうしてもゼロにはならない「なんで私ばっかり…」な気持ち
出産までフルタイムで働き、3つの仕事をかけもって出張だ残業だを経験してきたので仕事の大変さ、しんどさ、プレッシャーはわかっているつもり
「外で働くより家事育児が大変」なんて言うつもりもなく(そもそも全く比べるようなもんじゃないよねどっちも経験してみた種類の違う大変さが同じぐらいって思う)
でもさ…
夫婦喧嘩は確実に増えた
よね
子どもができてから
なんなら、子どもがいなかった時に夫婦喧嘩した記憶、ないんですけど…
育て方、接し方、考え方を巡って言い合いになるパターンがダントツで多い
あとは、私が我慢して我慢して言い聞かせたり、見守ったりしてきたことをいきなり叱って泣かせて台無しにしたり、のパターンね
9回裏ツーアウトまでピンチをしのいでなんとか投げてきたのに、リリーフで出てきたはずのピッチャー(ダンナ)が不用意に投じた1球でサヨナラ負け
みたいな
悪意がないのはわかる
けど…いっそもう黙っといてくれーーーーーーー!!!!
逆に、「ここはバシっと父親から言ってやってくださいよ」的な局面で
「そこまで言うてやらんでも…」「いや俺は別に…」とかモゴモゴ言うたり
「ママ怖いよな」とか一人優しいお父さん風なこと言うのもやめていただきたい…
ダンナさんたちへの愚痴みたいになっちゃいましたが
夫婦が両親になるっていうのはこういうことなのかなあ…とか
ツバメ夫妻を見ていて感じたのでした