『カッとしやすい』
『情熱的な』
カッとしやすい→ 感情が高まりやすい
短気や怒りっぽいにも近い様子だと感じます。
感情が高まりやすいとは、物事に熱くなれる、
つまり、情熱的とも言えるのではないでしょうか。
ご自分が、カッとしやすいことでお悩みなら
〇どんなことに、カッとなるのでしょうか?
生活、仕事、家事、育児、趣味趣向・・・
その物事にたいして、情熱を傾けられると言うことかもしれません。
〇「どんなことに対しても、カッとなる!」
と、言うことでしたら、
何よりもまず、こころの休息を取ることを考えてみてはいかがでしょう。アンガーマネジメントでよく聞く゛6秒゛ですが、私自身あまり役に立ったことはありません。6秒数える間もなく、次の怒りや憤りがやって来るのです。
私は、怒りや憤りを吐き出したり、ぶつけたりできず、溜まりにたまって涙になります。人気のないところで、声を出して子供のように大泣きしたりもします。
もちろん゛6秒゛がご自身に合っている方もいらっしゃいますでしょう。自分なりの怒りのコントロール方法を見つけることが大切なのではないかなと、私は思います。
〇怒りは自然な感情であり、モチベーションにすることもできる場合があります。怒ることが必要なこともあります。「やっぱり、あの時、言えばよかった」と悔やむより、怒りの感情を表すほうが良いのではないでしょうか。
しかし、怒りの攻撃性、矛先を、お考え下さい。後から「言わなきゃよかった」と後悔することがないようにしたいものです。口から発し、相手に届いた言葉は取り消すことができません。
●ご注意いただきたいのは、セロトニン、ホルモンバランス、様々な要因でカッとなりやすい状況になっていることも。背景に病気が隠れていたりもしますから、その場合は専門家への相談をご検討ください。
他人様が、カッとしやすいことでお悩みなら
以下は、私の場合、私がしている事、です。
〇殺伐とした空気になるのは、いやですよね。怒りや憤りの感情が自分に向いているのは、もっといやです。
初めでお話ししたように、カッとなるのはその物事に情熱を傾けていると言えます。その方が、どんな時に、どんなことで、カッとなったのかを分析し、その原因や物事に注意してコミュニケーションをとるようにしております。その方のこだわりのポイント、怒りや憤りを感じるポイントを知っておくと、自分の行動の指標にできます。
〇離れることができるのなら、その場、その時、その人物から距離を取ります。
しかし、
仕事・家族など、距離を取れない時もあります。そのような時は、相手が怒ったり、憤っている最中のときには、感情が高まっていますから、否定はNG。何なら、肯定してもプンプンしてきますから、行動は起こさないのが最善です。