Paris旅行 09’Février ①~出発~
今夜から先日のParisの模様を綴ってまいります。
お待たせしてしまった皆さま、遅くなってゴメンナサイ
2/4~2/9(4泊6日)で大好きなParisへ遊びにいってきました。
今回で3度目のParisですが、出発前に一番緊張していたようです。
というのも、3日くらい前からドキドキして眠れない夜を過ごしていました。
未だにどうしてあんなに緊張していたのか分かりませんが、
まるで遠足前の子供のようで、我ながらおかしかったです。
出発の日、朝4:00に起きて供に旅してくれるA子さんの家へ車を走らせました。
こっそり起きていくつもりだったのに、
やっぱり心配で眠れなかった母が一緒に起き、車まで見送ってくれました。
いつでも、子供思いの母に感謝です。
5:00にはA子さんの家を出発し、高速に乗って福岡空港へGO。
BGMはもちろんフランス語の会話CD。(←でも、テンションが上がってる2人はおしゃべりに夢中であまり耳に入ってませんでした)
予定通り6:30頃空港に着き、
7:25発のプロペラ旅客機(←ちっちゃ これってバスじゃん!)で一路関西国際空港へ。
実は私、関空はコレが初めてだったのですが、移動手段に電車があったりしてその広さに驚きました!
軽く、マックで朝ごはんを食べながら旅程を計画。
私が下調べした地区やお店で構わないとのことだったので、
マレとサンジェルマンをメインに回ることに決まりました。
今回は、観光はほとんどせず、ひたすらショッピング。
しかも、洋服、バッグ
、靴
などは見向きもせず
ひたすら雑貨屋、文房具
ツアーの予定でした。
JALでチケットを取っていましたが、エールフランス
とのコードシェア便で機体はエールフランスでした
初めて乗るにドキドキでしたが、ゴハンも機内も快適でした。
耳栓、アイマスク、イヤホンがタダでいただけた上に、
JALにはない、ミニポケット(画面左側)やドリンクホルダー(画面右側)がついていて
ちょっとした時にとても便利でした。
私達は真ん中の4人席でした。
景色を楽しむのは断念して、ひたすら映画と、フランス語と眠ることに集中
ラッキーなことに、フランス人のCAさんがとても親切な方で
最初のサービスの時に、頑張ってフランス語で話しかけ、
“Je fais aux Francaise dupuis dernier Avril.”
「昨年の4月からフランス語を勉強しています」
と言ってみたら、とっても優しい笑顔で、
「わかりました。いまからあなたにはふらんすごでしかはなしません。」
と言ってくれました。(↑これは日本語で)
彼女、それからは徹底してフランス語。
一度、間違えて日本語で話しかけそうになりましたが、
“あっ!…・・・Qu'est-ce que la boisson veut?(飲み物は何になさいますか?) ”と
慌ててフランス語に言い直してくれました。
私のたどたどしいフランス語を、嫌な顔1つせず聞いてくれてとっても優しい女性でした。
一回目の機内食。
グラタンとチキンサラダ。
クリームチーズがまろやかで美味しかったです。
ドリンクは白ワイン。(アペリティフにシャンパンを飲んでいたので)
CAのお姉さんが
“ミソスープがあるけど、いる?”(←私の勝手な解釈です)
って尋ねてくれたので
“Oui!”と即答しました。
A子さんも、お姉さんも「このメニューで味噌汁?!」的に一瞬ビックリしていたけれど、
温かくて美味しかったですよ。家を出てから初めてまともに口にする温かい食事でしたから。
そして、二回目の機内食。
ぱっと見、軽いな。と思っていましたが、
サーモンのマリネがとても大きくて大満足でした。
ドリンクは赤ワイン。
私、実は赤ワインが苦手です。
渋すぎるし、匂いがきつくて。。
でもこの赤は、適度な酸味があるけど深みも消えていなくて飲みやすいものでした。
こんな赤ならずっとのみつづけられそうです。
機内食と機内食の間に夜タイムがありますが、
お腹がすいたり、喉が渇いた人のため
要所要所にジュースやお菓子、カップラーメン、サンドイッチ、アイスなどが無料で配置されていました。
私達もカップラーメン以外、ほとんど恩恵にあやかりました
サンドイッチを食べていると、隣に座っていた男の子2人組が
「それ、何処で買えるんですか?僕らもお腹減っちゃってー。。」
と話しかけてきました。
後方にあることを教えてあげると嬉しそうに物色しに行きましたが、
少しがっかりして帰ってきました。
目ぼしいものはもうほとんどなくなっていたようです。
それから、4人で少しだけお互いの旅行先の話をしました。
彼らは、関西の大学に通う学生さん。
第二ヶ国語でスペイン語を専攻しているらしく、
春休みを利用して2週間に渡ってスペインを旅して回るそうです。
一人の子なんて、まるでいまから試験を受けるかのように
終始勉強していました。
2人を見ていると、若いっていいなー、なんて思いました。
私の学生時代はひたすらアルバイトと飲み会ばかりでしたから。
短大だったのであまり時間も無かったのですが、
こんな風に外国に長期滞在していたら、もっと早くから世界観が変わっていたんじゃないかなー?
でも、あの頃はあの頃で満足していたんですけどね。
そろそろ到着という頃、
例の優しいCAのお姉さんがわざわざ私達のところへ来てくれました。
“Est-ce que vous étiez capable de dormir confortablement?”
「良く眠れましたか?」
この問いが、理解できないでいるとA子さんが通訳してくれました。
寝たり起きたりであんまり快適とはいえなかったので
“so‐so(まあまあでした)”とつい英語で答えてしまうと、
“コムスィ・コムサ?”
と笑顔で聞き返してくれました。
それからは、やっぱりフランス語ではコミュニケーションが難しいと思ったらしく日本語で話しかけてくれました。
「ぱりは、とってもさむいです。きのうはゆきがふりました。くうこうもすとっぷしていました。あたたかくして、たのしんできてくださいね。」
別れ際、私はちょっと前にA子さんと一緒に考えたフランス語を言いました。
“Merci beaucoup votre gentil”
「親切に対応してくれてありがとうございました」
すると、
“ gentillesse Merci ”
「gentillesse ありがとう」
と、間違って使ってしまった形容詞(gentil)を正しい名詞(gentillesse)の形にしてくれました。
最後の最後までなんて優しい人なんだろうと感動しつつ、自分のフランス語が通じた喜びに浸っていたのでした。
長くなってしまいましたね。
明日は、いよいよパリの街です。
『Paris旅行 09’Février ②~到着~』 へ続く