ナルニア国物語 | 705のブログ

ナルニア国物語

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2006年春に公開された『ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女』


このときは、スクリーンで見る機会を逃してしまい、

先日TVで初めて観ました。


実はこの作品、小学校5年生のときに読んだことがあります。

担任の先生が、ツヤツヤで、丁寧に製本されたハードカバーの文庫本を私達生徒のために一式購入してくれました。カバーには、ヨーロッパ風に踊るようなツタの模様が描かれていて、とてもキレイで高そうな本でした。

この物語のほかにも『不思議の国のアリス』、『オズの魔法使い』、『十五少年漂流記』などバレエティー豊かな本がたくさんありました。

まだ子どもだったので、大人の事情は良くわかりませんでしたが、

図書館ではなく、クラスの本棚に保管してあったので、きっとこれらの本は担任の先生のポケットマネーで購入されたものだったのだと思います。

生徒のために、自分の資産を投げ出す先生って、今になって思うとすごくいい先生ですね。



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この話の中で、私が一番好きなところはルーシーが初めてナルニアに入国した場面です。

洋服ダンスの中が雪の森へと繋がっているなんて、なんて心躍る展開なのだろうと、ワクワクしたものです。

私も、ルーシーを真似して、母の洋服ダンスに入って奥を確かめたりもしたんですよ(笑)

(当然ですが、タンスの中にはただの壁しかなく、防虫剤の匂いがするばかりでした。)

そして、フォーンのタムナスさんとの出会い、楽しいお茶会をするシーンも大好きです!

上半身は人間っぽいのに、下半身はカモシカのようなフォーン。

なんて魅力的な生きものなんでしょう!


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本で読んだことがある物語が映画化されると、

それまで自分が描いていたイメージが壊されるようで、

観るのを敬遠してしまいがちです。

そういう理由から、この映画をスクリーンで見れなかったのかも知れません。

けれど、この『ライオンと魔女』では、私が思っていた通りの世界が広がっていました!


特に、それを感じたのは、キーパーソンの“ルーシー”☆

小さい女の子のあどけなさや、屈託の無い笑顔、おしゃまな様子など、どれをとってもピッタリ!

色が白くて、ピンクのほっぺ。大きな目からは彼女の心の動きが読み取れるくらい表情豊かです。

これが、彼女のデビュー作というのだから本当に驚きです!


現在公開中(?)の『カスピアン王子の角笛』も楽しみです。

今度はちゃんとスクリーンで見ようっと♪



ライオンと魔女  : http://www.disney.co.jp/narnia/shell_content.html


カスピアン王子の角笛  : http://www.disney.co.jp/narnia/