植物オークション | 705のブログ

植物オークション

肥料に占領されてしまったトランク


母の日の午後、園芸屋さんへ行ってきました。

母へのプレゼントが目的、、、といいたいところですが、

先日chat-vertさんが、ローズゼラニウムを記事で紹介されていたのをみて、欲しくて仕方なくなったからです。

ケーキやお風呂に入れても楽しめるという万能ハーブ☆

そんな耳寄り情報を聞いてしまうと、頭の中はローズゼラニウムでいっぱいになってしまいました。


この日行ったのは、カルスト台地で有名な『平尾台』の麓にある、ちょっと大きな園芸屋さん。

昨年までは『A-FIRM』というお店だったのに、名前が変わっていて驚きました。

お店の方に尋ねると、『A-FIRM』は昨年の9月に閉店してしまったんだそうです。

けれど、そこで働いていた方がこのまま終わらせたくないと、

お店を引き継いで、園芸屋さんを続けているんだそうです。


ひととおり見て回って、お目当てのハーブゼラニウムも購入した後、

別行動をしていた母と合流してビックリえ゛!

車は既に、フォトのように肥料や土でいっぱいになっていました!

母の太っ腹の良さは昔から知ってるつもりでしたが、こんなに買い込むとは!

とりあえず荷物もあることだし、2人とも目的を果たしたので、さて帰ろうか?ということで、エンジンまでかけたのですが、

ちょうどその時、「本日16:00より、野外○○広場にて、オークションを開催いたします。お時間のある方は是非ご参加ください」との店内アナウンスが流れてきました。


普通、オークションといえばどんどん値段が上がっていきますよね?

ところがここのは、どちらかというと、どんどん下がっていくのです!

以前の『A-FIRM』のときにも行われていたイベントで、

その時購入したシクラメンなどは、¥1,300相当のものを¥200くらいで競り落としました。

初冬から春までの間、約4~5ヶ月ほど花が咲き続け、かなり良いお買い物になったのです☆


そんな経験があるだけに、特に何か欲しいわけでは無いけれど参加してみることにしました。

出品されていたのは、お花の苗から観葉植物までバラエティー豊かです。

また、オークションの最中でもどんどん新しい植物が運ばれてきて買い物意欲を掻き立てられました。


オークションの流れはこんな感じ。

まず、店長さんがその植物の定価を提示します。

それから、お客さんにいくらで買うかをたずねます。

ここで、下手に半額の値段とか言っちゃうとその値段で買わないといけなくなるので要注意。

みんな半額以下で買いたいので大体、ここはだんまりです。

すると、店長さんが、じゃあ、「¥○○?¥△△なら?」と具体的な金額を出してきます。

ここからがオークションの楽しいところ。

お客さん同士の戦いでもあるけれど、この店長さんとの戦いでもあるのです。

こちらが提示した金額を、店長さんがOKしなければその鉢は流れてしまったりします。

その際どい戦いがドキドキ、ハラハラしてなんとも楽しいのです。


この日購入した植物


・アジサイ2鉢

・イングリッシュラベンダー2鉢

・ブーゲンビリア2鉢

・白い花が咲く木(名前が分かりません。。)1鉢

・南国っぽい黄色い花が咲く木(こちらも名前が分かりません。。)1鉢

・むらさきと赤の組み合わせの提灯のような花が咲く草木(こちらも。。)1鉢

・カーネーション(切花)2束・・1束30~40本くらい

・緑の花(切花)1束・・1束30本くらい

・アルストメリア(切花)1束・・1束20本くらい


コレだけ買って¥4,800くらいでした。

アジサイは2鉢とも定価で¥1,800のものが¥500。

イングリッシュラベンダーも¥800ほどのものが¥200。

ブーゲンビリアにいたっては、一つが¥500。もう一つは葉を落としているからと¥100で購入できました!


昨年の母の日に、私がプレゼントしたクレマチスの鉢よりこちらの方が安いんです!

思いもよらぬ買い物で、車がぎゅうぎゅう詰めになりながらも心ははずんでいました♪


そうそう、ここの店長さん、『オーラの泉』で有名な江原啓之さんにそっくりでした。

ストリート系の江原さんって感じです。

口は悪いのですが、お客さんや、植物に対して愛情を持って接しているのが感じられました。

この店長さんとの駆け引きを楽しむ意味でも、是非また行きたいと思います。