あら♡こんにちは!
なおきぃです♪
昨日10月8日は、南港サンセットホールで谷口真悠さんのエレクトーンコンサートにお邪魔してきました。今日は、その感想ブログです。
ブログのタイトルを見てピンと来られた方もいるかもしれません。
昨年の12月4日も同じ会場で、その時は「ピアノリサイタル」という形で行われました。
その昨年のブログはこちらです♪
このブログでも書かせていただいている通り、「絶対に定期公演にすべき!」「絶対にもう一度やって欲しい!」と願っていたコンサートだから、本当に幸せな一日になりました。
そして、なんと。
今年は、真悠ちゃんが3歳からやっている、
言わば〝本職〟のエレクトーンコンサート。
公式の発表は、身体に電気が走るほど嬉しいニュースでした。
(実は、昨年のリサイタルの時のパンフレットの最終ページに告知があったのですが、本当に開催されるかドキドキワクワクしながら1年待っていたんですよね。)
そんなエレクトーンコンサートの感想です。
ノートに曲名と感じたことを綴りながら楽しませていただきました。
オープニング。
DEPARTURE/ドラマ「GOOD LUCK」挿入歌より
〝出発〟というそのタイトルの通り、コンサートのオープニングを飾るのに相応しすぎる壮大なメロディ。エレクトーンの多彩な音色の組み合わせの魅力が、いきなり会場を包みました。
CANON ROCK(カノンロック)
エレクトーンの特長でもある左脚のドラム・ベース進行から穏やかに始まるカノンが、徐々に、そしてどんどんとロックテイストに変わるこの曲も大好きな曲。
眼を瞑ると、まるで左脚はドラマーが、右手はメインのギターソロが、左手はコード進行をするサブギターが存在するバンド構成かと思うほど、僕の耳はその豪華な音色で満たされました。
ひとたび眼を開くと激しく動く真悠ちゃんの四肢にくぎ付けになり、改めて〝すげ~‼〟と感動を覚える見事な一曲でした。
ディズニーメドレー
今回のブログで何度も出てくると思いますが、真悠ちゃんの『編曲力・アレンジ力』がほんまに凄いと感じるのはこのメドレーの部分。
あまりディズニー映画を観ない僕でももちろん知っている、アラジンの「Friend Like Me」や、「リメンバー・ミー」、アナと雪の女王の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」、「It's A Small World」など、様々な名曲たちが淀みなく滑らかにつながって、なんだかディズニーの世界をゴンドラに乗って巡っているような、そんな気分に浸ることが出来ました。
Pirates Of The Caribbeanメドレー
このメドレーも凄かった~‼
(既に語彙力ないですよね💦)
演奏を楽しみながら視線を上げると、南港サンセットホールの鋭角に突きだした正面の全面ガラスの三角形の部分が、まるで海賊船の先端のようにも感じて。
もしここに大きなスクリーンがあって映画の1シーンが無音で流されていても、きっと真悠ちゃんのエレクトーンのパイレーツオブカリビアンがビシッとハマるんだろうなぁ~とか、そんなことを考えながら聴き入っていました。
機動戦士ガンダムユニコーン
この曲もフルバンドを思わせる壮大な一曲でした。
曲中には、聴いている者をトランス状態に陥らせてしまうような、心地よい浮遊感がある電子音の部分があり、「あぁ~気持ちいい~」ってなりながらジンジン身体に音が沁みて来る時間を楽しんでいました。
swordland/ソードアート・オンラインより
ホーンセッションに聴こえるメロディラインがとにかく荘厳で、圧倒的な音圧を感じた一曲でした。多分これもアニメの曲なんだよね。画力に負けない音の力をしっかり感じ取ることができたのです。
パイレーツオブカリビアンメドレーからこの曲まで、3曲続けてだったのですが、真悠ちゃんの演奏が「これでもか!これでもか!」と押し寄せる波のようで、本当に大迫力の連続でした。
ここから、伊藤利里子ちゃんのSAX、杏優ちゃんのCLARINETとのアンサンブルのターン。
このコンサートの見どころの一つでもありました。
まずは、利里子ちゃんのSAXと真悠ちゃんのエレクトーンのアンサンブル。
TWILIGHT IN UPPER WEST/T-Square
T-Square世代としてはたまらない一曲でした。
エレクトーンの電子音と金管楽器であるSAXの生音の融合なんだけど、感覚的にはお互いの音色を引き立て合うような〝素敵な共鳴〟という感じでしょうか。
SAXの高音のメロディラインが、軽やかにエレクトーンの音色の上を滑り流れるような感じで、とにかく演奏している利里子ちゃんの表情が楽しそうで気持ちよさそうで、それを見ていて凄く幸せな気分になった一曲でした。
次の曲は杏優ちゃんのCLARINETと真悠ちゃんのエレクトーンのアンサンブル。
海の見える街/魔女の宅急便より
アップテンポなメロデイで、CLARINETの音色がエレクトーンの音色と複雑に絡み合って、シナジーライクな調和を感じました。
杏優ちゃんも「あー幸せ、あー幸せ」っていう表情がずーっと続いていて、ついついつられてみているこっちもニコニコしたり。なんかジジがその辺で見ているような映画の中の空気感も味わえる演奏でした。
ここのMCで言ってくれていたのですが、この2曲の選曲は真悠ちゃんが提案されたそうで。
「楽器の良さを引き出す曲を選んでくれた」という話も、完全に納得できました。
アンサンブルの最後は、3人で。
花は咲く
合唱曲としても有名過ぎるこの曲。
エレクトーンの伴奏の上で、SAXとCLARINETが歌っているかのように、「音色ではなく歌声が届いた」そんな一曲になりました。
終始楽しかったコンサートなのですが、なぜかこの曲の間は感動の涙が溢れて止まりませんでした。
後半は、再び真悠ちゃんのエレクトーンの調べに。
G線上のアリア/J.S.バッハ
バイオリンの1本の弦(G線)の上で奏でられるメロディとピアノの協奏曲として有名なこの曲ですが、エレクトーンで演奏されると、ここまで深みが更に増すのかと思うほどのふくよかな音色でした。
濃厚なフルボディのワインを飲んでいるかのように酔いしれる一曲でした。
You raise me up/Josh Groban
フィギュアスケーターの荒川静香さんがオリンピックのエキシビジョンで滑った曲として有名になったこの曲。
真悠ちゃんのアレンジでは、全ての音符を忠実に拾うのではなく、少しくどい音符を抜いて滑らかさや流れを際立たせてくれていたように感じました。(違ってたらごめんなさい💦)
上質なシルクのような肌触りのいい演奏でしたね。
猫ふんじゃった(ロックバージョン)
以前MONAバンドでドラマーの姿も見せてくれたことがある真悠ちゃん。
あの脚使いはここがルーツなのか!というぐらい、(素敵な)両脚でベース音のエレクトーンのペダルを操る圧倒的リズム感でした。
誰しもが知っている猫ふんじゃったを、極限までロックテイストにデコレーションすると、エレクトーンでこんなにも激しくカッコよくなるのね♪
途中からは〝ひぃぃぃぃ〟ってなりながら観惚れ聴き惚れておりました。
祝福/YOASOBI
Ayaseさんのシンセパッドを彷彿とさせる左脚のベース音。いくらちゃんのあの綺麗な歌声を想起させる軽やかな右手のメロディライン。言うことなしでした。
声には出せないけど口の中でリリックを大声で歌いながら、ペンライトを振る手にも力が入りました。
細かいところですが、この曲って、ベースの音が裏打ち気味(メロが半拍先行に感じるぐらい)になるところがあって、そこも忠実に再現されていて、直前の猫ふんじゃったとは全く違う脚さばきも凄いーっ!って感じていました。
真悠ちゃんもYOASOBIさん好きなんだね~!
他のYOASOBIさんの曲も聴いてみたいです!
ラスト2曲もご機嫌な選曲でした。
ヱヴァンゲリヲンメドレー
残酷な天使のテーゼや魂のルフラン、挿入歌も含めて色んな曲調が存在するこのメドレーも、前述のディズニーやパイレーツオブカリビアン同様に、本当に素敵なアレンジで繋いでくれていて、一気に目の前が0号機パープルのイメージになりました。
印象的で名曲ぞろいのあのアニメだからこそ映えるこのメドレーも、真悠ちゃんのエレクトーンにぴったりだったと思います。
君の瞳に恋している/Boys town gang
曲としても有名なのですが、昭和世代としては同名のトレンディドラマの印象も強く。
アップテンポで軽快なこの音楽は自然と手拍子も起こりそうな空気で包まれていました。
コンサートの締めの曲としても最適な一曲でしたね♪
演奏しながらサビのところで真悠ちゃんの口角が「クスッ」って感じで上がって、凄く嬉しくなりました。
ここから、アンコールに。
真悠ちゃんファンの方が来場者全員に配ってくれたサイリウムをポキっと折って、1年ぶりのあの曲を楽しみました♪
おジャ魔女カーニバル
言い方は悪いけど、真悠ちゃんのエレクトーンでは〝こすりにこすってこすりたおされた〟一曲(笑)
もう、弾いている真悠ちゃんもノリノリで、会場の方に目線を向ける余裕すらある楽しい時間でした。
おしとやかで穏やかな調べを届けるアーティスト・谷口真悠から、あの「話すととにかく笑いが絶えないポメ助」の姿になる大切な一曲ですね♪
去年のピアノの時も凄いと思ったけど、エレクトーンだと更に輪をかけて笑顔になる一曲でした。
天使のくれた奇跡/LIBERA
本当のラストの一曲は、素敵なクリスマスソングでした。
大きな窓の外はすっかり暗くなって、静かに穏やかに締めくくりの深呼吸のような時間が流れていました。
曲の途中では、「あぁ、幸せな時間だったなぁ」って実感したり、「もうすぐ終わっちゃうんだぁ。。。」という寂しい想いも湧き上がったり。
真悠ちゃんの表情や、鍵盤の上を流れる指先からは、聴いてくれるオーディエンスへの感謝の気持ちがしっかり伝わって、その気持ちがグッとひときわ込められた演奏でした。
いかがでしたでしょうか。
つたない文章と語彙力で本当にごめんなさい💦
自分で読み返しても「実物のコンサートは何百倍も良かった!」と断言できるのですが、それにしても本当に素敵なコンサートでした。
あと、忘れずに書いておかないといけないのは、絶対に欠かせない藤井麻子ちゃんのMC。
ほっとくと漫才になりかねない3人をまとめる役としても重要ですよね(笑)
…というのは冗談ですが。
麻子ちゃんのMCは、ご出演者側に立って演奏者や曲の紹介をしてくれる一面と合わせて、僕ら観客と同じ目線で一緒にその時の音楽を楽しんで、演奏のすばらしさを共感してくれるという大切な役割を感じました。本当に素敵なMCでした。
最後に。
ご出演されていた皆さんの配信にもお邪魔してお伝えしているのですが、もはや、真悠・利里子・杏優で、真利杏(マリア)っていうアンサンブルユニットとしてデビューしてください。
呼吸の合い方も、お互いの演奏から感じる信頼関係も、感じるものは凄く濃くて。
観ていて聴いていて幸せな気分になること間違いないと思います。
もう一度このブログのタイトルを復唱して締めたいと思います。
「谷口真悠エレクトーンコンサートは定期公演にすべきです‼」
再演を強く求めたいと思います。
あと、以下のリンクのクラウドファンディングに、「映像権応援リターン(¥500-)」というものがあります。
こちらをご支援いただくと、コンサートの模様をカメラ4台で撮影された模様が編集されて、後日その動画が閲覧できるというリターンが付いているそうです。
(僕も〝おかわり〟として楽しみます。)
来場された方も、今回観れなかったという方も是非お勧めします♪
ではまた。
おしまい♡