[私の耳にドラマ]サイダーとラテの組み合わせ? <無法弁護士> OSTの味! | JG Nao

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世界最高俳優 イ・ジュンギ君について

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tvNドラマ<無法弁護士>が、去る1日大詰めの幕を下ろした。

 

ドラマ<犬とオオカミの時間>のキム・ジンミンPDとイ・ジュンギの再会で話題を集めたこの作品は、法の代わりに拳を使った無法弁護士ポン・サンピル(イ・ジュンギ)が、絶対権力に相対して戦って成長していく巨悪掃討法廷活劇。

 

腐敗した勢力を法で懲らしめる過程を描き出して、視聴者たちに「サイダー」のようなすがすがしさを抱かれた。

 

このようなドラマの魅力を加えたことは、まさにOST!

 

時にはサイダーのようにすがすがしさを、時にはラテのように甘さを加えたOSTを紹介する。 

 

 

 

ポン・サンピル、行こう!  アイアムノット「Burn It Up」

 

 

 

初めてあらすじと台本を読んでOSTを構想する時、頭の中に浮び上がった単語は「サイダー」であった。

 

先立って説明したドラマ ストーリーと台本でも容易だと考えることができる単語だったが、制作発表会の現場では、より一層確固たる感じを受けた。

 

撮影に臨む所感と共に作品を説明した主演俳優の姿を見て、OST作業に必ずこの単語を溶かして出すべきだとの決心をした。


OSTの初めての信号弾として、自身満々で覇気あふれるポン・サンピルのキャラクターを表現する曲が必要だった。

 

頭でない体当たりするキャラクターのアクションをはじめとして、スポーツカーを走らせて法廷に到着する姿、経た息を吐き出して裁判をひっくり返す証拠提出する姿などに似合う音楽であってこそした。


これに合うように、はやいテンポにメロディは直線的、そして強烈なロックサウンドの方向性を定めて、これに合うアーティストを模索した。

 

会議結果、ハードなガレージ(Garage)サウンドで国内で独歩的な位置を占めているインディーズ バンド アイアムノット(IMNOT)が似合うと判断した。

 

 

 

 

このような過程を通じて、ドラマの初めて火ぶたを切ったOST 「Burn It Up」が誕生した。

 

 アイアムノットが、直接作詞、作曲はもちろん、演奏まで引き受けて完成度を高めた。

 

作業当時、アイアムノットは法廷で勝利する弁護士のイメージと彼が全てのものを飲み込む絶対権力に相対して戦う姿を音楽で表現したと話した。

 

 

 

慰労と治癒、Babylon- 「Memories」

 

 

 

腐敗権力との全面対決と共にドラマで重く扱った部分は、互いに同じ痛みを大事に保管したポン・サンピルとハ・ジェイ(ソ・イェジ)が互いに抱いて傷を治癒する過程だ。

 

この部分を強調するための方法で、慰労と切ない感情を直接的、典型的に表わさないようにしようというチームの共通した意見があった。

 

ドラマ内容上、ロマンスが主をなさなかったりもしただけでなく、前で表現することはないけれど、後から黙黙と見守るこれらの関係をするということに考慮した結果だ。

 

 

 

 

二番目のOST走者「Babylon」が参加した「Memories」は、季節が過ぎるように消えない懐かしさを弱々しく表現した曲だ。

 

歌詞をよく聞いてみれば、二人の主人公が各自、暗い夜の孤独な空間の中でより一層深まる懐かしさが濃厚に切っている。

 

穏やかなメロディに交わった夢幻的な鍵盤サウンドは、かすかな感情を最大化して、「Babylon」の感性ボイスがより増して聞く魅力を加える。

 

この曲は録音当時、Babylonの助けをたくさん受けた。

 

彼は積極的に曲の解釈とコーラス、アドリブ ラインなど多数のアイディアを出して、多くの疎通をした。

 

その結果、曲の完成度は高まった。

 

<また、オ・ヘヨン> <鬼>など多くのOST作品を共にしたパク・オサン作曲家とスタジオ関係者たち皆に楽しいエネルギーをプレゼントした起爆剤になった。

 

 

 

二人の主人公のラブテーマソング、キム・ヨンジ - 「目が合うとき」

 

 

 

ドラマが後半部へ向かうほど、ハ・ジェイの視線でポン・サンピルとの発展した感情を表現する曲が必要だった。

 

このように準備した三回目のOST 「目が合うとき」は、主人公の震える感情と慰労、胸ときめく愛の感じを生かすのに重点を置いた。

 

このために選択したアーティストは、まさに「See Ya」のキム・ヨジンであった。

 

既存バラードとは違い、シンセサイザーパッドを使った神秘なメロディ ラインに訴える力の濃厚な歌唱力が交わって、劇中主人公の感情線を最大化した。

 

ポン・サンピルとハ・ジェイのラブテーマにも使われたこの曲は、ラテが思い出されるほど甘ったるかった。 

 

 

 

 

 

 

不条理な世の中よ行け! パク・ジュノ(PULLIK) - 「Livin’ in the City」

 

 

 

<無法弁護士> OSTの最後の曲は、毎回オープニング メイン テーマ曲で視聴者たちになじんだパク・ジュノ(PULLIK)の「Livin’ in the City」だ。

 

マ・サンウ音楽監督が作曲したドラマ オープニング メイン テーマを、エレクトロニック ロック ラップ(Electronic Rock Rap)バージョンで編曲した曲だ。

 

編曲当時マ・サンウ音楽監督は、既存オープニング メイン テーマ曲自体でヒップホップ要素を探すのに難しかったが、不条理な世の中に向かって差し障りがなく、一喝する若くて反抗的なラッパーを活用することに決心した。

 

初めには大型の中低音がのせられたライムとフローを駆使するラッパーを念頭したが、反対に無関心なように、つぶやく一方、冷笑と嘲弄をのぞくことができるスタイルのラッパーも可能性を残しておいた。

 

悩みに悩みを繰り返した瞬間、<高等ラッパー2>の放送で強い印象を残して、実力でも大きく注目されていたパク・ジュノ(PULLIK)と作業することに決めた。

 

彼はドラマ<賢い官房生活> <私のおじさん>に続き、<無法弁護士>でポン・サンピルを助けて重厚な演技を披露した検事「チョン・スンボム」役のパク・ホサン俳優の息子でもある。

 

マ・サンウ音楽監督は、直接パク・ジュノとミーティングをして、遅い明け方まで歌詞作業と録音を進めた。

 

このような努力終わりに、才覚あふれる歌詞が引き立って見える最後のOSTが誕生した。

 

 

 

 

 

<無法弁護士> OST製作過程を振り返ってみると、惜しい点が多い。

 

そのために視聴者たちの胸中にドラマとOSTが長く生きて呼吸できるように、より良い結果を残すべきだとの確約をする。

 

最後に<無法弁護士> OSTを愛された視聴者たちと、OSTに参加されたアーティスト方々に感謝の言葉を伝える。