仕事で、アルバイトさんの採用面接をしているのですが

その中で「自分の長所と短所を教えてください」という質問をします。

 

最近、

長所はスラスラと話してくれるけど、短所が出てこない

という人が増えた気がします。

短所を話すと合否に関わると感じているのかな、と最初は思っていたけれど

そうでもないようで。

本当に自分の短所がパッと出てこない様子。

私は昭和女子なのできっと思考回路が古いのかもしれませんが

長所をスラスラと話し、短所はありません

と堂々と話す人をみて、謙虚さがないと思ってしまいます。

誰にでも長所と短所があって、

それを自分で理解して、受け入れて前進していこうと頑張っている人が

私的にはタイプなのです。

 

そもそも、自分で短所だと思っていることは

他人から見ると案外短所ではないことも多いのです。

長所を伸ばす教育は大事ですが

短所があってそれでいい。と自分を認められる教育も大事なのです。

どんな自分もOK。ダメじゃない。

ただ、こうありたいと努力する気持ちとか志しを失った「どんな自分もOK

」は違う。

きちんと自分の夢と理想を理解した上での、自分の短所は長所になり得る。

 

だから短所はきちんと把握して生きてほしいと思うし

人に自分の短所をさらけ出せる人でいてほしいと思っている。

大丈夫、あなたが思う自分の短所は短所ではないし、

そう思える心があることが素晴らしい。

面接をしながら、いつも応援したくなります。