岡江久美子さん、悲しいです。








三十年ほど前、私は岡江さんのご主人である大和田漠さんのお名前を連呼する「おーわだばく」というふざけた歌を作り、それを深夜番組で歌ったことがあるのですが、、







そのオンエアのすぐ後、局の廊下で偶然、岡江さんに会ったのですが、岡江さんは私の顔を見るなり「あ!」と言って笑い出し、、、







私が岡江さんに走り寄って、「す、すみません。あの、私、ご主人の名前の歌を、あの、あの、、」と焦りながら言うと、「いいの、いいの、全然いいの。私ね、あれ観たのよ。すっごいおもしろかったわあ。本人もね、きっと嬉しいと思う」と、ずっと笑いながらおっしゃってくださいました。








「ほんとにいいのよー、面白いもん。なんかね、逆にそういうのやってくれて嬉しいの」とまで言ってくださり、なんて優しい方なんだろうと思っていました。







その後、大和田漠さんと雑誌で対談させていただき、大和田漠さんも本当に優しく、私のそんなふざけた歌のことをとても喜んでくださっていました。








志村けんさんが逝ってしまわれて、またこんなに誰からも愛されている方が逝ってしまうなんて。信じられないです。








謹んでご冥福をお祈りいたします。