我が家のアイドル、狂犬ボンゴが天国へ行ってしまいました。
今年の春にダイアンが逝ってしまった時に、このブログにも登場させていた子だったので、私事ながら報告させていただきましたが、今回も同様にボンゴは皆様にも愛されていた子だったと思いますので、勝手ながら報告させていただきます。
私がこの夏に日本に行くちょっと前から、お腹のところにぽこっとした固まりが出来ていました。もう14歳の老犬なので嫌だなあと思いながら日本に行っていましたが、八月を過ぎたあたりから、その固まりが急に大きくなったそうです。
私が日本で仕事をしているのを知っている家族は私にそのことを報告したくなかったそうで、私がサンフランシスコに着いて空港に迎えにきてくれたボブにボンゴのその症状を聞き、家に帰って腫瘍の大きさを見てショックを受けていました。
その二日後にミシガンから長女がサンフランシスコに戻ってくる日の朝、その腫瘍の部分から出血して立てなくなり、病院に連れて行くと即座に安楽死の道をすすめられましたが、すぐには決断できませんでした。
ですが、数時間後に長女が家に帰ってきた頃には容態は急変していて、三分おきに苦しそうに叫ぶように吠えるので見ていられなくなり、ダイアンの時の経験も踏まえ、苦渋の決断をしました。(ダイアンの時は自然に任せたので、結果的に最後の二日間はとても痛い思いをさせてしまったかな、という経験でした。)
ボブは夜勤で泣く泣く仕事に行きましたが、その日の夜、私と子供三人と真珠の彼氏のブライアンと五人で病院に連れて行って、みんなに囲まれて静かに息を引き取りました。
私と真珠が、サンフランシスコに戻るのを待っていてくれたようなタイミングでした。
このブログでよく書いていたように、顔は愛くるしいのにボンゴは本気で人を噛み、家族ですら噛まれ、笑 ピザのデリバリーの人におしっこをかけたり、その噛み癖のおかげで私は裁判所まで行ったトラブルメーカーでしたが、おかげで家は笑いが絶えない、愛すべきキャラクターでした。
ボンゴが家に初めて来た時は、まだ二ヶ月の時でした。うちの子供たちもまだ小さくて、ボンゴは子供たちと一緒に大きくなりました。
ブログに載せましたが、、5〜6年前かな、、、テーブルの上の物を盗んだか、何か悪いことしたあと私に責められて、知らん顔してるとこ。笑
これもブログに載せた、3〜4年前寒い朝に外に出たくなくて、リッシュ見せられても知らん顔してるとこ。笑
何もダイアンと同じ年に逝かなくたって、、、と思うのですが、二匹とも13歳と14歳の老犬だったので仕方ないです。
凶暴ゆえに他の犬とも遊ばせることもなかったですが、最後の三年ほどは無理矢理、他の犬との共同生活に。仲良く遊んだりはなかったですが、だいぶ慣れました。
凶暴ゆえに、近所の人、うちの家の前を通りかかっただけの人、我が家に来た人、家族、、、一体何人の人を噛んだのやら。笑 しかも毎回の本気噛みで、私たちは何回人に謝ったのやら。笑
ボンゴとの生活は、人が来ると隔離したり裁判所に行ったり(訴えられたわけではなく、人を噛んでしまった罰金を払うため)で大変なこともたくさんありましたが、本当に笑いが絶えないもので、犬との暮らしは本当に楽しいものであるということを実感させてくれ、ボンゴは家族全員に本当に愛されていました。
あまりにも急なことだったので、まだ気持ちの整理がついていないところもあります。
ボンゴは大切な家族の一員、14年間の間、4人目の子供のようでした。
ボンゴの替わりになるような子はいません。残されたオードリーと家に帰ってきた真珠と一緒に来たクマを大事にしていきたいと思います。
私事の報告、失礼致しました。