小沢さんが起訴相当と判断された。

いろんな証拠や資料を見ての判断だろうから、ほとんどクロだと私も思う。

他の政治家(もともと小沢さんがいた自民党をはじめとして)にも同じ罪を背負っていてばれるまで黙っている人も沢山いるだろうことは置いておいて、さあ、鳩山さんがどうするか。


普天間の問題も、私は本当はここまでこじれる必要はなかったのだと思っている。

アメリカは、日本から普天間を退却しましょう。

それでよかったんだと思う。国内のすべての米軍を撤退というわけではないのだから。

そして、アメリカもあんまり本当は普天間にこだわりはなかったはずなのに、鳩山さんがフラフラして、あちこち躍起になって報道されて、どうするどうすると国内で大騒ぎした結果、アメリカに

「こんな格好の日本たたきの材料はない!」

と思われたのに過ぎないんじゃないかしら。

どうでもいい問題が、こんなジョーカーになるなんて、棚ぼたもいいところ!くらいに思ってわざわざテレビ受けするようなしかめっ面、パフォーマンスをしてるように見える。


そんな優柔不断、鳩山さんの献金疑惑に国会が時間を割きすぎたのも問題だったんじゃないだろうか。

日本のマスコミって、どうでもいいことで大騒ぎして、大事なことは官僚にまんまとだまされて小さくしか扱っていないと思う。

派遣問題がその一番の例。

鳩山さんだけの責任にするのには、大改革をしようとしたのに、個人のことで時間を取られすぎて、国全体のことをまとめたり、知ったり、考えたりする時間がなかったんじゃないだろうか。


考えてもみれば、一人の人間がどこまであたらしい職場で専門分野をいきなりまかされて理解できるのだろうか。

それを、今の段階でこんなに成果がでていないと、また新しい人に変えて、一からやり直しなんて一生うまくいきっこない。昔の政治家、昔の国民性、昔の社会事情ならば可能だったことも、今の時代には当てはまらない要素がたくさんある。

いいか悪いかはべつとして、私は総理大臣はもっと長く就任していないと、結局は長く同じ仕事をしている官僚にまんまと利用されるだけだと思う。

官僚、中にはまじめな人もいるんだろうけど、基本的には全く信用できない化けだぬきばかり。


話を戻して、小沢さんの存在も鳩山優柔不断に拍車をかけているのは間違いないのだから、ここで一言

「小沢幹事長には責任をとって辞職していただく」

と言えば、大決断を国民も認めるだろう。

ただし、タイミングを逃したら、もう二度と前髪しかないチャンスの女神の髪はつかめないと思う。

恋愛も同じ。様子見ばかりしていたら、どんどん相手の心は離れてしまいますよ。