今朝は6時40分に起きた。

それから、ついパソコンをいじる。

そうすると、たいてい7時15分くらいになって、

慌てて朝食の支度をするのがいつものパターン。

なんとかすぐ起きたときは、パソコンをやるのを

我慢して、7時になったら始めるようにしたい。

朝ごはんは、ごはん、味噌汁、ソーセージ、納豆、サラダ。

実は、納豆はなぜだか長いこと食べられなかった。

もともとネバネバ系がダメなのだ。

でも、1年くらい前から食べられるようになった。

なにより、身体にもいいし、準備が簡単なのがいい。



そして、9時ごろ高尾山に行くために家を出た。

着いたのが10時半ごろ。

下の売店で2個ずつおにぎりを買った。

本当は手作りが美味しいのだが、

体調が悪かったので、もう1ヶ月半ほど作っていない。

体調が良かったら、来週は作りたい。

高尾山のふもとで、いつもかるく準備体操をする。

この時点でいつも決まって私は「あ~登りたくない。」と

ぶつぶつ言う。

でも、いったん歩き始めれば、なんとなく足が動き、

高尾山の中腹の十一丁目茶屋というところまで行けてしまう。

今日は、驚くほど人が少なかった。

紅葉の時期は、ものすごい人だかりで、

都会にいるみたいな感じだったが、

今日歩いていた人たちは、一人の人が多かった。

元気になると、私はいつも薬王院というお寺まで

行くのだが、今日はゆっくりペースで短い距離でやめておいた。



登っている途中、顔が涙でクチャクチャになり、

声を出して泣いている男の子がいた。

それを見たとき、私はこのように親の前で

泣いたことがあるだろうか、とふと思った。

昔を思い出してみると、一度私が高校生のとき、

父が戦時下にあるイランという国に単身赴任を

するときが決まったことを聞いていたときに、

泣いたことは覚えている。

それ以外で泣いたことなんて・・・全く思い出せない。

私は親の前や人前で泣いたことはほとんどなかった。

小学生や高校生の卒業式でも泣かなかった。

離婚して実家に帰ってからも、親に責められて

泣く余裕がなかった。

今の夫と出会って、初めて泣きわめいたり、

泣き叫んだりできるようになった。

もちろん、一人でこっそりと泣くときはたくさんあったが、

35年近く、私は人前で泣くことができなかった。

その事実を考えると、愕然とする。

私は35年間、人を信頼できなかったのだと。

だから、やっぱり私に子どもができなかったのは

正解だったのだ。

だって、喜怒哀楽があまりない母親のもとで、

きちんと自分の感情を表現することができる子どもが

できるわけがない。

きっと私のような寂しい子どもになるだけだ。

神様はきちんと見ているのだ。

私にはまず自分をそのまま受け入れ、

愛してあげることが必要なのだ。



お昼になったので、ベンチで座っておにぎりを食べた。

そうしたら、食べ終わったらすぐにダーリンがやってきた。

ダーリンは、私よりも足が速いため、先に行ってもらうのが

いつものパターン。

登るときも降りるときも、基本的には話をしないという

暗黙のルールがある。

私はおしゃべりをしながら歩くのが好きなのだが、

ダーリンが嫌がるのだ。

だから、いつもは途中まで一緒に登り、いったん別れて、

待ち合わせの場所から一緒に降りる。

ダーリンと一緒に行くのに残念なのが、

帰りにおなじみのお店に行くのを嫌がることだ。

私はそこでお茶を飲みながらおしゃべりをしたい。

でも、ダーリンはそこに寄りたくない。

何度か言ってみたものの、いつも敗北している。

だから、ふもとに着いたら、すぐに電車に乗って

うちへ帰る。

途中、特急が調布に止まるので、たまに

そこで降りて"調布PARCO”の地下の食べ物の階で

ぶらりと歩き回るのが楽しい。

そこで買うことはめったにないんだけど、

たまに珍しい刺身が売っていたりすると買う程度。

洋服のウィンドーショッピングはしないようにしている。

いい物を見つけても買えないのがわかっているからだ。

それでも、今年はブラウス、アクセサリー、マフラー、

スカーフ、ユニクロの丈の長いダウンジャケットを買った。

ユニクロのジャケットは、8000円ほどがセールで

6000円ほどになっていたので迷わず買ってしまった。

犬の散歩に行くのに、丈の長いものが去年から欲しかったのだ。

デパートで見たときは2万4000円していたから、

あきらめかけていたのだ。


帰りに、最寄り駅の近くのスーパーに寄り、

3000円近くも使ってしまった。

今日は珍しく、ぶりの刺身が売っていたので、

それと、年末年始用に牛肉の塊を買った。

ローストビーフを初めて作ろうと思ったのだ。

うちに帰ったら、宅配ボックスに箱が届いていて、

箱に貼り付けてあるシールを見たら、

“ぽっぽのパン”と書いてあった。

ここは、全粒粉100%のパンを作っているところで、

一度取り寄せてみたのだが、まずくて食べられる代物じゃなかった。

これを食べるのならパンはあきらめようと思った

(のだが、その後パン屋でパンを買って食べてしまった)。

不思議に思ったので、お店に電話をしたら、

間違って送ってしまったので、食べてくださいとのこと。

とはいっても、私はパンを食べてはいけない。

ダーリンも興味がない。

というわけで、近所の友達にもらってもらおうと

メールをしたところ、明日引取りに来てくれると言う。

よかった。

ちなみに、今回送られてきたパンは前回とは違い、

美味しそうだ、というか美味しいといいな、と思う。

しばらく横になって休憩をとった。



5時くらいに目が覚めて、ダーリンがラタトゥイユを

作っておいてくれたので、私はそれ以外のおかずを作った。

台所に立って調理をするのは久しぶりだ。

やっぱり料理も楽しいものだな、と思った。

むいて茹でた海老と細かく切ったアボカドに

カレー粉、塩とマヨネーズを混ぜて、一品できた。

これはずいぶん前から作っている

私の数少ないオリジナルの料理だ。

晩ごはんは、ぶりの刺身、海老とアボカド、ラタトゥイユと

どれも美味しかった。大満足。

外食もたまにはいいけれど、普段はうちで食べるほうが楽しい。

夕食を終えてから、もう1時間近くパソコンに向かい、

こうして日記を書いている。

このあと、ルネの散歩に行って、

お風呂に入って、映画の続き(アバター)でも見ておしまい。

体力がだいぶ戻ってきたようでうれしい。

ここまで来るのに2ヶ月くらいかかった。

まだ、無理はできない。

明日はヨガに行く予定だが、朝の体調で決めよう。