第二弾 勉強した事をシェアしよう✨
今回のテーマは【嚥下】
え 嚥下(えんげ)って何
それは。。
ゴックンって飲み込む事を言うんですよー😆✨
嚥下は食べ物の位置によって、3つの相に分かれます😁
①口腔相
②咽頭相
③食道相(この説明は割愛します)
まず①口腔相
ゴックンする最初ですね
まずは体の構造を少し勉強しましょう
舌で上顎を触れるでしょ😊❓
歯🦷に近い所は固いですよね♪(硬口蓋)
後ろになぞっていって。。→
喉に近づくと柔らかくなりますね♪(軟口蓋)
そのあとは、皆さんご存知、喉ちんこ(口蓋垂)
口腔相では食べ物をゴックンする時に、
舌を、この軟口蓋に押しつける事で、食べ物が逆流しないようにして、次の咽頭相に送ります
ちなみに、押しつけんとこーと思って頑張ったら、押しつけなくても飲み込めるから、
随意運動って言って自分の意思でなんとか出来る運動になります。
②咽頭相
もうここからは自分の意思では飲み込む事をやめられないので。。不随意運動になります。
こっからは体って凄いなーって事が起きていきます
まずゴックンしたら、
食べ物が鼻腔(鼻から通る空間)に逆流しないように、さっき軟口蓋が咽頭の後ろの壁にドンッとついて、食べ物の逆流を上から塞ぎます
普段 I ゴックン I
これ絵はわかりにくいか。。
(下の図の舌の上の肌色の部分を見てね)
そして、喉にある喉頭蓋っていうのが、普段は上向いてて、息を吸ったら気管に空気が行くようになってるんだけど
食べ物が入ると、その咽頭蓋がパタンって倒れて、気管への道を蓋して、食道への道を開けてくれます
(ちなみにこの図はキューピーさんのHPから拝借しております わかりやすい絵です)
体って上手いこと出来てるなーって思うわけです
ただ。。。
お年寄りの方は注意が必要なんです
筋肉が衰えたり、反射が遅くなることで、
この喉頭蓋の締まりが悪かったり、閉まるのが遅くなる事で、気管に食べ物が入ってしまう事があります。
これを誤嚥(ごえん)と言います。
そして、厄介なのが誤嚥性肺炎
前回勉強した唾液の作用の中に細菌の繁殖を防ぐ作用がありましたよね
ただ、お年寄りになると唾液の分泌も減るので、その作用も弱まります。
ただ誤嚥だけなら、むせる事で、食道に戻ったりするのですが、
お年寄りで体力や抵抗力が落ちてる場合は、
むせて吐き出す力も弱く、
細菌の繁殖を防ぐ力も弱くなるから、
誤嚥性肺炎を発症しやすくなるのです
予防を心がけましょう
口や喉の働きが低下しないように鍛える
バランスよく栄養を摂り抵抗力を低下させない
口の中をいつも清潔に潤った状態に保つ
今は新型コロナウイルスが流行っていますが、
ただ恐がるんじゃなくて、
自分の免疫を上げておいて、流行りに乗らない身体にしていきたいもんですね
今日も私の勉強の復習の場にお付き合い頂きありがとうございました
整体サロンHIIRAGH〜柊〜
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