パーシヴァル・エヴェレット
木原 善彦 訳
黒人奴隷ジム〜ジェイムズはある日 妻と娘を残して自分のみが南部ニューオリンズに売られることを知り逃亡を決意 そこに暴力的な父親から逃れてきたハックが〜まるで殺害されたように豚の血で画策して! 期せずして合流
これでは“ハックの殺害者ジム”にされてしまう⁈というので二人して逃亡することに〜ジムは必死の ハックは冒険の 旅に出る
白人の前では黒人の話し言葉 奴隷言葉に変換し無知で劣った存在の黒人を演じるジムだったが 逃亡奴隷となり“妻セイディーと娘のリジーを買い取る”という夢のためにただひたすら逃げ続けるのだが・・・
逃亡の主流ミシシッピ川広く大きく流れて ヘビや夢の中にはヴォルテール 途中から公爵と王様が現れて 旅は続くが伝導集会の後はハックと離ればなれになる
その後白人が靴墨で黒い肌となり行うミンストレルショーのテノール歌手として迎えられる そこには同胞でありながら見た目は白人〜パス のノーマンがいて二人で逃亡 途中15歳の女の子サミーを伴い と過酷な暴力や差別の果ての鞭打ちの旅の終わりに待ち受けるのは⁈
思わぬ秘密結末“予期的アイロニーと劇的アイロニー”に満ちみちた ハックルベリー・フィンの冒険に登場脇役の黒人奴隷ジム側から語られる物語⭐️
テンポ良い語り面白く♪一気読み📖しそうだったが中断しジムへ〜お盆休み前のガッツリのメニューをこなしスイムで〆 続きは翌日昼メシ前に読んでしまった📚今年はペースは遅いが実り多し当たり多し⭐️
書評読んで面白そうと図書館リクエストなので とっとと返却 早く次の方に楽しんで欲しい♪
マーク・トウェイン読んだのは遠く少年少女文庫のハックルベリー・フィン&トム・ソーヤ 改めて「ハックルベリー・フィンの冒険」読もうかと思ったが
柴田元幸著『「ハックルベリー・フィンの冒けん」をめぐる冒けん』というが気になるのでそちらを予約📘楽しみ