柚木麻子

三人の男たちの財産を奪い殺害した容疑で逮捕され世間を騒がせている梶井真奈子〜カジマナ 若くも美しくもない彼女 なのに何故男たちは惹かれるのか⁈ 
実際にあった事件が元になってるそうですが少し前の「後妻業」や和歌山資産家事件などもよぎります 

週刊誌 記者の町田里佳は 彼女に独占インタビューを申し込むが無しのつぶて 料理ブログをやっていたのなら“レシピを教えて”と聞いてみたら という料理好きな親友怜子のアドヴァイスに従うと早速反応してきて面会 東京拘置所に通うことになる

先ず里佳に課されたのは“バター醤油ごはん”ご飯を炊きフランスのエシレバターを使うこと〜マーガリンを否定バター推奨 その後も次々出される課題をクリアしていくうちに カジマナの心を掴むためだったのが

いつしか 増えていく体重と食だけでなく自身の過去や人間関係にも影響を及ぼすことになる・・・その獄中操作まるで「羊たちの沈黙」のレクター博士⁈

ぐいぐい拡がるバターな世界⁈ 里佳の 記者としての功名心 情報源の篠井さん 学生時代からの親友怜子 ボーイフレンド誠とのこと 亡くなった父親とのこと などなどが描かれる 

バター醤油ごはんから始まり 交際していた男に授業料を出してもらって通ったという 有名シェフの妻がやっているフレンチの料理教室で習得のブフ・ブルギニョンはじめ お料理の数々に垂涎しつつ

絵本「ちびくろサンボ」虎&バター話の里佳と怜子によるその考察鋭かったり 過剰なダイエットを嘲笑い男たちに尽くすことを推奨の梶井真奈子ペースは今の時代の世間の真逆のようで 里佳ならずとも惹きつけられる

海外でベストセラー⁈とあって読んでみようと そしてちょうど読んでる最中にこの文学賞の記事が⭐️



またまた楽しみで頼もしいひとが出て来ました⭐️今日図書館返却に違うの一冊あったので借りて来ました♪


おまけ



昨日帰りにデパートでエシレバターを こ〜んなに小さいのにー100g2000円近くして躊躇 やっぱり買おうかと今日行った売り場には置いて無くて もう一つ載っていたカルピスバターがあってお値段もそこそこだったので購入 パンに塗ってパクパクなるほど止められない止まらない 

明日はご飯を炊きバター醤油ごはんを♪


あらどうしましょ💦里佳さんみたいに10キロオーバーとかなったら‼️