FLAGS ON THE BAYOU
James Lee B urke
ジェイムズ・リー・バーグ
山中 朝晶 訳


1863年秋 アメリカ南部 南北軍の戦いと奴隷解放のゲリラ組織レッドレッグの三つ巴の争いのなか 傷痍軍人ウェイド・ラフキンは伯父チャールズ経営のレディ・オブ・ザ・レイク農園に世話になっていた 彼は伯父チャールズが沼のほとりの小屋に住まわせるクレオールの女奴隷ハンナ・ラヴォーに心惹かれる 

巡査ピエール・コーションは愛馬ヴァリーナを駆ってハンナ・ラヴォーが黒人奴隷たちの反乱を扇動していると聞き農園を訪れる

その後伯父がハンナを貸与していた農園主ミノス・スアレスが殺害され ハンナは彼に性的虐待を受けていたことや 遺体に悪魔祓いの印にその殺害を疑われ・・・

と残虐な殺人に始まりその後も戦闘の状況や 梅毒ににおかされて顔半分が崩れてるレッドレグの首領カールトン・ヘイズ大佐 ピエール・コーションとの決闘で銃暴発で顔をいちじるしく損なわれることになったウェイド・ラフキンと悲惨な描写が続いて💦

殺人容疑で拘束されたハンナを助ける奴隷制廃止論者のフローレンス・ミルトン ふたりのその後の旅がまた 銃をぶっ放したり悪漢をぶちのめしたり川にドボンと落としたりと強烈❗️冒険活劇

そこに解放奴隷解放ダーラ・バビーノ〜後にピエールに心惹かれることに などなど それぞれが語るそれぞれの物語が連なって行くのですが 章ごとにブツブツと途切れる これが結構疲れ💦モノローグまるで昨日の映画「アステロイド・シティ」みたい

時々の出ました!ウィリアム・ブレイクの「虎」とか それぞれのその後を描くゴーギャン⁈と思われるエピローグで着地📖になんだかホッとしました