ー世界中の〈美〉が集まるこの場所でー
パトリック・ブリングリー
山田美明 訳
ミッドタウンの摩天楼で華やかな仕事に就いていた私 ブリングリーは最愛の兄トムが病気になり2年8ヶ月の間病院に通う日々だったのが
彼が26歳でこの世を去り その悲しみに砕け沈む心 喪失感に前に突き進む意思を無くし メトロポリタン美術館へ逃避⁈する 警備員としての仕事に就いて
という経緯やトムとの日々や家族の思い出などを交えながらメトロポリタン美術館〜芸術の殿堂だけれどレオナルドダビンチは無い^ ^と来館者の問いかけに答えたり
子どもたちのざわめきのエジプトの展示 イスラム コーラン 細密画 メアリーカサット 野球カード 楽器 武器コルト銃 リボルバー ありとあらゆる展示の数々や 来館者とのやりとりの合間に自身が味わう郭熙の充足感
特別展ピカソの混乱や1983年以来起きていない盗難 ホイットニー美術館の後にメットブロイヤーとなった処で未完の作品展〜ここは4年で終了
などなど
そんななか仲間である警備員たちとのそれぞれのやりとりの日常や 妻タラとのあいだに息子オリヴァー娘ルイーズと誕生 父親になり と10年間警備員として勤め退館の日まで
ところどころに作品のイラストレーションがあったり 巻末には作品リストもあり著者のサイトにはすべての作品のリンクが貼られている のだが
ラストのミケランジェロやジーンズベントのキルトの話に🎶やっぱり行きたい!と思った
去年の9月ごろか⁈予約の📘やっと 時々ボランティアでギャラリー監視の時のことなども思い出しながら・・・読むのにきっちり二週間近くかかってしまった💦ここんとこ書を捨てて街に出ている私 今日はダンスのあと久しぶりのスイムが心地よかった♪