柚月裕子


雪山で遭難⁈しそうな人物は⁈のプロローグ続くその後に きっとこのひとやなと思いつつ


北海道中央大学病院の西條泰巳は 手術支援ロボット「ミカエル」での心臓手術の成功に導き その道の権威となり院内でも不動の地位に


がしかし 病院長の曾我部は 西條にメディアの取材や記事を控えてまで「ミカエル」に力を注ぐようにと言う一方 ドイツで心臓手術の名手として知られる真木一義を招聘することを伝えられるしかもインタビューされるのは真木になっていて心騒ぐ日々


そんなとき12歳の少年 白石航の手術を 西條の「ミカエル」で弁置換手術と言う提案に 真木は弁形成術でと真っ向から対立 しかも助手を西條に!という提案に 心の奥底に渦巻いていたていた怒りついに噴出!


その後「ミカエル」での手術の西條の後進の布施が広総大学を退職その後自殺 という事態に かつて“経営戦略担当病院長補佐”雨宮から追い払われたジャーナリスト黒沢に接触し真相究明!し「ミカエル」に起きた問題に直面!!

そんななか白石航の手術は迫る・・・


西條の不幸な生い立ち 例にもれず夫婦仲は冷めきっていて 真木もまた泰然とした態度には過去ありき そんな似たもの同士を結びつける診療所の医師駒田がよさそうなひとで 

ドラマとかでたまにいるなこんなひと♪と 病院長や他の医師たち 派閥争いとかもあるあるな 西條にしても真木にしても こんな真摯な医者っているかなドラマや小説だけでは⁈というのを

解説のノンフィクション作家 清武英利氏の“ミステリーの領域を超えて、五%の改革者の志を撚り合わせた小説として読んでほしい”に確かに!と

航くんの手術前の向日葵🌻畑話には涙ぐんでしまったりの一冊でした⭐️


昨日ジムに行く前に残り200頁!にレッスンをショートカットして少し早く帰宅夕方暗くなる前にラストのエピローグまでほぼ一気読み📖

初めての柚月作品でしたが次これにしよかなに夫は医療ミステリーとかnaokoあんまりやろとホンマあなた私のことわかってへんなー💢読書傾向