佐藤直樹 

全12回の授業講義の「特殊講義」「演習」形式


第1回 

ヴィンケルマンと古代の「理想的身体」

静かで尊厳ある姿 古典時代やラファエッロ^ ^学ぶことで得られる 

第2回

「本物らしい」版画の流布

アルブレヒト・デューラーの木版画『犀』

実物と寸分違わず描かれたものよりも 優れた芸術作品は現実の姿にも勝影響力がある

第3回

手本としての複製写真

フェルメールなどからも影響のヴィルヘルム・ハマスホイは雑誌に掲載の白黒複製写真から漂う本質的なものを感じ取り奥底に隠された本質を見出した〜これ今回一番の驚き 不安を醸し出すハマスホイの絵画が写真かはだったとは!!

第4回

複製写真が放つ「アウラ」

北欧の画家シャルフバックはバーン・ジョーンズの複製写真のモノクロで発見された鎧を主題に取り入れたイギリス風のファンシー・ピクチュアとなった

第5回

近代芸術はディレッタントによって作られた 

ザクセン宮廷の「気晴らし」旋盤細工 帝侯のアウグスト象牙作品群など 芸術愛好家「ディレッタント」の誕生 ゲーテによる論文もあり 

第6回

科学的態度に反発した「自然を装った自然」

自然観察は行いながらもイメージの視覚化でロマンチックな風景画に結実 

第7回

中世による近代美術の革新

古典主義に反発 近代美術の革新・コルネリウス、ナザレ派は 中世の美術〜古ドイツや初期ルネッサンスの美術を手本に美術の革新を進める

ゲーテ

第8回

サイレント・パートナー

モデル代わりの関節人形から オスカー・ココシュカのように欲望の対象へと〜現代のAIロボットなどに通じるな と

第9回

商業デザインに埋め込まれた「日本」

ヴァン・デ・ヴェルデのデザインにみる日本美術

アール・ヌーヴォーとジャポニズム

第10回

フィンランドの女性画家、「大首絵」の美人画を描く ではヘレン・シャルフベックの学習やムンクの「叫び」やカール・ラーションも影響をけたというパリから北欧へのジャポニズム

第11回

複製版画から学び取った「瞳に映る窓」

デューラーの複製画から学びとった岸田劉生 目に映る窓〜少女満開のあの目にある星はここから⁈^ ^

第12回

アビ・ヴァールブルクと「世界美術史」の誕生

美術作品だけではなく切手や広告なども同等の画像として扱う 視覚文化全般を対象とするイメージ学研究の萌芽 受け継いだザクルスによる東西の美術作品を比較する世界美術史の先鞭となりヴァルンケによる政治的図像学へと発展




本屋さんで立ち読み📖ハマスホイのとこだけ^ ^面白そうなので図書館にリクエストしたら入れてくれはって なので頑張って読みました

ザルアタマなのですうすう通り過ぎるだろうけれど いちおうまとめのメモ^ ^書くだけで疲れた💦けど

「東京藝術大学で教わる西洋美術の見かた」の続編 ということで そのほかに関連の本多数 これ一冊ではとてもとても 気力回復したらまた少しずつ学んで行きたい📚