ユルスナール
岩崎 力 訳
妻モニックの許を去るにあたり語りかけるアレクシスの言葉は“女友よ〜ともよ”と言う呼びかけで 彼女を美徳で飾り立て 自分の性格の説明は幼年時代を持ち出し 自身の地位や経済には卑下
ウィーンでの暮らし 仲立ちとなったフォン・マイナウ太公妃テリーネ 取り巻きの社交界 ヴァントにヴォロイノを思いながら・・・
ダニエルという子どもでさえも繋ぎ止めることが出来なかった自分への弁明⁈
BGMはピアニストの彼の指から流れ出るドビュッシー モーツァルト🎶
1925年刊行の本作〜25歳から26歳の頃に書かれ 35年近い歳月が流れながらもあえて修正は無しで なんとならば
“ひとつの階層、ひとつの時代、・・・昔日の中央ヨーロッパ フランスの雰囲気・・・そして一種の現代性を備えているから”
ということで 確かに今となっては当たり前の文体なのかもしれないし感情の流れも古くない
観念的というか📖久しぶりにこういう文章を読みました^ ^そしてたまには読まなくてはと思った お友だちからもらった本📚なかの一冊でした
須賀敦子さんで知ったユルスナール♪「ハドリアヌス帝の回想」確か昔読んだと思うのだが検索しても出てかなかった 記憶もあんまし💦もしかして挫折したのかも⁈
今日も暑かった💦読書の秋🍂はまだかいな(〃ω〃)