監督 アリーチェ・ロラヴァルケル
出演 ジョシュ・オコナー イザベラ・ロッセリーニ アルバ・ロルバケル カルロ・ドウァルテ他
イタリア トスカーナ地方の田舎町 考古学者にして墓泥棒のアーサー〜アルトゥーロ は前回の発掘のとき逃げ遅れ警察に 帰ってきた彼はまたぞろ仲間のピッロたちに誘われ“何故かその場所を探りあてる能力”をまたしても発揮してしまう
行方不明の恋人ベニアミーナの母親フローラのもとを訪ねると荒れ果てた屋敷にはメイドとして働きながら代償に音楽のレッスンを受けているという女性 歌姫イタリアがいて・・・
というイタリアとのささやかな交流を交えながらの墓泥棒話がまず面白い⭐️なんせ遺跡の土器洗いとかしてたから私♪^ ^エトルリア人によって造られた街と言われるチビタ・ディ・ヴァニョレージョ訪ねたことも懐かしく♪
そんな 古代エトルリアの遺跡がごろごろ⁈しててその墓盗掘副葬品を売り捌く貧困層の人々の日々のその日暮らしの享楽的な暮らしがやけに楽しそう🎶いいじゃないの幸せならば⁈みたいな^ ^いつごろの話だろうと思ったら80年代ということ この頃はまだおおらかだったんですね
仲間たちとの仲直りを頑なに突っぱねていたアーサーが遂に陥落の公現祭のパレード模様や 墓掘りのエレジー♪〜トライアングルという楽器があんなに情緒醸し出すなんて! とかたまらなく好きでした⭐️
がしかしそこで話は終わらない 美しい女神像発見に謎の買い取り者だったスパルタコが出現し大がかりに介入 闇のオークションへと搾取する側の世界が現れせつないところに持っていかれる💦
そんな現状を忘れさせてくれる恋人との赤い糸シーンのファンタジー 荒れ果てた屋敷のその壁の絵や今は薪の調度品 そこで繰り広げられるフローラとその娘や孫たちの会話🎶 イタリアの歌声♪実は隠している子どもたちとの交流とその後の展開の舞台となる廃駅が素敵です⭐️
考古学者って憧れ❤︎アーサーの茫々とした遺跡探求は忘れえぬ恋人との道行⁈ラストも素敵 アーサー役ジョシュ・オコナーが素晴らしい⭐️今までみたなかで一番好きな役かも