編著 鈴木啓之/児玉恵美
最悪の人道危機がガザ地区で起きた。
2023年10月7日〜という序章に始まり
Ⅰ ガザ情勢から見るパレスチナ/イスラエル
Ⅱ 日常のパレスチナ/イスラエル
Ⅲ 日本や世界との関わり
全24章にわたり
さまざまな解説と写真もすこし
イスラエルという国をパレスチナに作るため 元もとそこに住んでいたアラブ人ーパレスチナ人への暴力と迫害 イスラエルが1947年から1948年にかけてパレスチナ人に対する民族浄化を行い難民となった人々の故郷への帰還を妨げている
1967年以降の占領の問題
ヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植やパレスチナ人に対する人権侵害は先住アラブ人社会を破壊してパレスチナの所有者になろうというシオニズム運動の根本的目標に関わる
大英帝国からアメリカ帝国
第一次世界大戦の後イギリスのパレスチナ殖民地化 第二次大戦後アメリカはイスラエル建国宣言直後に承認し ドナルド・トランプ政権側エルサレムをイスラエルの首都として認め にはそういうことあったなと思い出しながら・・・
映画やダンスなどの方面からなど さまざまな取り組みもあるようですが 知れば知るほど平和とはほど遠く ますます激化する彼の地に思いを馳せつつ おりしも長崎平和記念式典イスラエル不招待など不関心だけはしまいと思った図書館新刊棚の一冊でした📗