エリザベス・ストラウト
小川高義 訳
私 作家ルーシー・バートンは元夫ウィリアムと離婚してからも良い関係が続いていた
そんな 今は71歳になり見た目はアインシュタインの風貌の彼との結婚
その時すでに時代遅れだったかもという 結婚して夫の性格ガーハートを名乗ったこと〜ここからもうすでに自分が重なる 私も言いにくく読みにくい旧性だったので苗字が変わってとてもホッとしたことを
その結婚は20年近く続き 今は三十代の娘が二人クリシーとベッカ その後の彼のふたりの妻 ジョアンとエステル 女優の彼女との間には10歳になる娘ブリジットが それなのにその妻と子に出ていかれ・・・
というウィリアム語りは自分語り
ルーシーの次夫デイヴィッドの死 そのときもウィリアムの存在に助けられ・・・
とその後のふたりの別々の生活 そんなふたりがウィリアムの母親キャサリンに姉がいることがわかりメイン州の じゃがいも農家を訪ねて行くことになり・・・というのが唯一事件かな
結婚していたときも良い関係だった義母キャサリンの過去に自分の過去 ナッシュ先生とのことを思い出したり
昔のように ビリー ボタン と呼び合うふたりの旅とその後が淡々と語られる
ブログの本友ハイジさんの評にあの「オリーブ・キタリッジの生活」のひと♪というので^ ^
とても印象深かく ついこないだ読んだ気がしていたけどなんと2012年だった びっくり「ある男」たった5年で忘れられ⁈ごめんかな そうなんです オリーブのときもだけど今回もその心情がそのまま自分のことのようで・・・
リバーサイド・ドライブの住まい アッパーイーストサイドの店でコーヒーとオシャレなニューヨークの街に ちょっとウィリアムがウディ・アレンのような気がしてきた^ ^
しかもカバー裏の人物紹介に「オリーブ〜」はフランシス・マクドーマンでドラマ版となりエミー賞を受賞とあります⭐️これは見てみたい!
そんな前作の表紙も好きだったけど
今回のカバー表紙〜装画 船津真琴
もなかなか好き♪
早いものでもう四月♪といえばこの曲かな 四月になれば私は・・・一日の今日はやることがいっぱい💦先ずは本の感想終了☑️